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大阪府学生科学賞と和泉市小中学生科学展について

 皆さんこんにちは。学校教育部長の並木です。

 

 「理科の自由研究」といえば、夏休みの宿題等で苦労した思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

 10月14日(土曜日)、大阪府教育センターにて、平成29年度大阪府学生科学賞で本審査の対象となった作品が、公開展示されました。この科学賞には、和泉市から小学校の部で6点、中学校の部で6点、合わせて12点の作品が出品されました。

 

 審査の結果、最優秀賞として大阪市長賞に中学校の部から1点、大阪府教育委員会賞に小・中学校合わせて2点、大阪科学技術センター賞に中学校の部から1点、読売新聞社賞に小学校の部から1点、優秀賞として堺市教育委員会賞に小学校の部から1点がそれぞれ選出されました。

 

 最優秀賞に5点もの作品が選出されたのは、平成23年以来のことです。

 

 このような素晴らしい成果を挙げることができたのも、児童生徒の皆さんの熱い探究心、粘り強い実験や観察、そしてその結果についての飽くことなき考察の賜物です。また、それらを温かい目で見守ってこられた保護者の皆様、熱心に指導された先生方にも敬意を表します。

 

 なお、大阪市長賞を受賞した「カタツムリの魅力III」、大阪府教育委員会賞を受賞した「植物の知恵にびっくり!とぶ種の工夫」、「カナヘビの心理カラー」、大阪科学技術センター賞を受賞した「メダカの透明骨格標本を用いた条数の観察」、読売新聞社賞を受賞した「木の強さの研究」の5作品は、全日本科学教育振興委員会主催の「日本学生科学賞」中央審査の予備審査に送られます。

 

 大阪府学生科学賞に出品された作品は、9月9日(土曜日)と10日(日曜日)の2日間、平成29年度和泉市小・中学生科学展(ゆう・ゆうプラザ)において、市内各学校園から選出された、小学校の部356点、中学校の部79点の中から審査され、それぞれの部で市長賞をはじめとする各賞を受賞した優秀作品です。

和泉市小中学校科学展の様子

 和泉市の科学展の際には私も見に行かせていただきましたが、まず研究分野が非常に多岐にわたっていることに驚きを覚えました。またどの作品も、子ども自身が興味や関心を持ったことや、日頃の生活の中で浮かんだ疑問からテーマを決め、実験、観察などさまざまな手段を用いてそのテーマの真相に迫っていく内容となっていました。結論を考察する中で、新たな疑問や課題を見い出している作品もあり、こういう子どもたちがこれからの日本の科学を担っていくのだと頼もしく思いました。

 

 近い将来、多くの労働分野で人工知能やロボットが人間に取って代わるとか、10年後、20年後には今ある職業の半分が消えるなどとも言われます。昨日までの常識が今日から通用しなくなることも少なくありません。そのように先行き不透明な中で大切なのは、「実体験から出発する」「疑問に対する探究心」「粘り強く試行錯誤する」といったことではないでしょうか。その意味で、この科学展は大変意義深いものであると感じました。

 

和泉市長賞(小学校の部)

「植物の知恵にびっくり!とぶ種の工夫」

和泉市長賞(小学校)

 植物が子孫を残すためにさまざまな工夫をしていること、特にアオギリとスミレが、風の力を借りたり自らはじけたりして、種を少しでも遠く、広範囲にとばそうとしていることが、実験と観察を交えて丁寧にまとめられていました。

 

和泉市長賞(中学校の部)

「メダカの透明骨格標本を用いた条数の観察」

和泉市長賞(中学校)

 とても繊細な作業で作製された透明骨格標本を使い、ヒレにある筋の数を数えることで、地域性や多様性を調査された力作です。3年間継続してきた研究の集大成でもあり、今後さらに深められる可能性を持った作品でした。

 

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