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「自助」と「共助」in桃山学院大学

 皆さんこんにちは。「昭和の歌人」こと上下水道部長の森下です。まさに夏真っ盛り。本当に暑い日が続きますね。和泉市の安全・安心の「水道水」をお飲みになって熱中症などの健康被害の予防に努めていただきたいと思います。

 さて、本市では桃山学院大学と様々な分野において協力・協働する包括連携に関する基本協定を締結しております。その連携事業の一環として、先日桃山学院大学構内において、上下水道部職員を講師とする水道事業に係る特別講義をさせていただきました。学生に限らず市民の皆さんにもお伝えしたい内容が存分に含まれておりますので、今回紹介させていただきます。

1限目 和泉市の水道事業の現状と課題

何気なく使用している「水道」について理解してもらうため、「蛇口をひねると水がでる仕組み・毎日の水質管理・老朽管の現状と更新・経営状況と今後の水道事業のあり方」といったあらゆる分野を網羅した講義としました。水道法の改正(令和元年10月1日施行)により、今後広域連携の推進が図られ、大阪府においても「府域一水道あり方協議会」が発足するなど、私ども水道事業を取り巻く環境について学生の皆さんにお話をさせていただきました。少し難しい話だったかもしれませんが・・・。

また災害時の対応というテーマである講義の最終章においては、「自助」と「共助」についてお話をいたしました。上下水道部でも災害時を想定した資材や設備等備えておりますが、あわせて学生の皆さん自身においても、「自助」と「共助」をお願いしたいとお伝えしたところです。

例えば、「自分の身は自分で守る!」という意識で、1人1日3L×3日分以上の飲料水を普段から備えること、これが「自助」。そして自身の安全を確保した後は近隣の人たちと助け合うという「共助」。これらはほんの一例ですが、学生の皆さん自身の「気づき」につながればという思いです。

 

1限目

1限目その2

2限目 水道ゲーム

この「水道ゲーム」は大阪広域水道企業団(旧大阪府水道部)が作成したもので、今回の特別講義のために提供していただいたものです。1限目の講義内容をふまえ、水道事業に関する理解を深めるにはもってこいの内容です。

ファシリテーター役の上下水道部職員の話も交えながら、「水道利用者の皆さんの水道料金で事業が成り立っていること」「水道事業が独立採算性であること」「老朽管が増えると事故リスクが増加すること」「リスク低減のためには更新工事が必要であること」「いつ漏水事故が発生してもおかしくないこと」など、プレイヤーである学生自身が水道事業者となってゲームに取り組んでいただきました。

 

水道ゲーム

3限目 実地講義型訓練

3限目は実地講義です。まず上下水道部の非常時の備えであります青葉はつが野小学校の耐震性緊急貯水槽を紹介し、実際に手押しポンプなどを操作して水をくみ上げていただきました。この貯水槽は、大地震などによる災害時に、皆さんの飲料水を確保するために設置しているもので、災害時に配水管が壊れた場合は自動的に遮断弁が作動し、述べ33,000人分(100㎥)の飲料水が確保されます。

いざという時、力ある若者が地域の給水活動の主体となりうることをふまえ、マンホールの開閉から手動ポンプの扱い方など一通りの説明をさせていただきました。

青葉はつが野貯水槽

3限目の後半は、上下水道部敷地内にて漏水事故が発生したという状況を再現し、実際にその補修作業をしていただきました。1限目の講義において、老朽管の増大で漏水等の事故リスクが増大することをお話しましたので、その事故現場を体験していただくことで更新工事の必要性を理解してもらえればと思い、このような実地講義を企画したところです。

上下水道部の給水車の加圧ポンプを用いて水道管に圧力をかけており、かなりの勢いで水が噴射しましたので、皆さん驚かれた様子でしたが、無事に漏水を止めることができました。

模擬漏水事故

本市にも甚大な被害をもたらした昨年9月の台風21号では、水道管に問題は生じなかったものの、停電により水が使えないという状況が生じました。上下水道部としての「公助」の備えを充実しておくということはもちろん、今回の特別講義の内容をふまえて、私たちは今後とも市民の皆さまに飲料水の備蓄などについての「自助」や「共助」についての理解を深めていただくための啓発に努めて参りたいと思っております。

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