現在の場所

市町村の枠組みを超えて・・・

 こんにちは。消防長の藤原です。

 皆様ご承知だとは思いますが、消防という仕事は各自治体(市町村)で運営管理され、その管内で活動するというのが基本的な業務です。しかし、大事故や大災害の発生で、消防力が災害より劣勢であると判断した場合、相互応援協定を締結している他の消防本部に応援を依頼し、協力して活動を行う場合もあります。

 今回は、先日開催されました平成29年度阪和自動車道防災訓練についてご紹介します。

 阪和自動車道は、松原市の松原ICを起点として和歌山県田辺市の南紀田辺ICに至る有料道路で、短時間で大阪と和歌山を繋ぐ主要道路です。ひとたび事故が起これば、大事故になるおそれがあることから、阪和自動車道を管内で管轄している13消防(局)本部【大阪府5消防(局)本部(和泉市含む)、和歌山県8消防(局)本部】で相互応援協定を締結し、有事の際に備えています。

 今回の訓練は、この相互応援協定に基づく防災訓練で、年に1度開催され実災害における迅速かつ円滑な消防活動の遂行を図るとともに、各関係機関の連携及び協力体制の強化を目的として実施されました。

 

【訓練想定】

 阪和自動車道下り83.0KP紀ノ川サービスエリア付近を走行中のマイクロバス1台が、渋滞で停車中の普通乗用車に追突。マイクロバスと普通乗用車3台の計4台が絡む多重衝突事故で負傷者が多数発生した。

 

訓練前の様子

【訓練前】

計4台の多重衝突事故。

高速警察の状況把握

 

【訓練開始】

最初に事故現場に到着した高速警察隊が状況把握。

続々と現場到着

【現場到着】

続々と出場隊が到着。

現場指揮本部

 

 

【現場指揮本部の設置】

全ての状況を把握し、大隊長指揮のもと各隊が救出活動に入ります。

応急救護所

 

 

【応急救護所の設置】

救出された要救助者はこちらに搬送され、重症度・緊急度を判断します。

油圧器具を使って開放

救出スペースを確保

連携して救出中

 

【救助隊の活動】

大破した乗用車の運転手を救出するため、大型油圧器具や切断器具を用いて救出スペースを確保中。

救出完了

救出完了。

応急救護所へ搬送

応急救護所へ搬送されます。

出火に備え警戒筒先配備

 

【消防隊の活動】

事故による出火に備え、警戒筒先も準備しています。

応急救護所内の活動

 

 

【応急救護所内の活動】

救急隊によって搬送された要救助者を観察。

この後、救急車で医療機関へ搬送されます。

これで訓練終了です。

 

 大事故や大災害は、私たちの想像を遥かに超える可能性があり、時として消防が劣勢に立たされる場合もあります。その時は、消防として市町村の枠組みを超え、互いに協力しあい災害に立ち向かえるよう、今後の活動や訓練を実施していきたいと思います。

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