都市宣言

更新日:2020年03月02日

交通安全都市宣言(昭和37年2月8日)

経済の進展に伴う都市交通のふくそうはいよいよ激化し、これによる交通事故も遂年増加の一途をたどり、まさに大きな社会問題となつている。
わが和泉市の交通事情もきわめて深刻であり、とくに市街地を縦断する府道大阪和泉信達線の通過車輛は1日5,500台に達し市内交通の混雑に一層の拍車をかけ交通事故も現在横這いの状態を示しているとはいえ府下の事故急増の潮が足許まで迫り人命に対する脅威は日ごとにつのるばかりである。
このように市民生活をおびやかす交通の惨禍をさん除してその安全を確保し、市民の福祉をまもることは地方自治体の義務である。
当市はこのために必要な道路施設はもちろん環境の改善刷新を強力に推進するとともに市民自らの交通ルールの実践により明るく住みよい都市を実現すべく、ここに和泉市を「交通安全都市」とすることを宣言する。

暴力排除都市宣言(昭和40年3月25日)

最近各地に発生をみている暴力事件は地域住民を恐怖におとしいれているものであり、法治国として許せないゆゆしき事態というべく、まことに遺憾のきわみであります。
今にして民主主義を根底からくつがえすあらゆる暴力行為を排除しないかぎり基本的人権の行使と平和な日常生活の安定は期しがたいというべきである。
本市はこのため市民の総力を結集し、あらゆる関係機関と総合的な連けいのもとに、悪い環境の刷新改善を図り、暴力排除の態勢を確立するとともに、さらには学校その他いっさいの公共施設を、いわゆる暴力組織が使用することの拒否等強力なる推進と市民みづからの協力と実践により、暴力のない明るい住みよい都市の実現を期し、ここに和泉市を暴力排除都市とすることを宣言し併せて毎月の25日を和泉市暴力排除デーとする。

核兵器廃絶・平和都市宣言(昭和58年12月21日)

真の恒久的な平和は、人類共通の願いである。
しかるに、果てしない軍備拡張競争が世界の平和に深刻な脅威をもたらしていることは、全人類のひとしく憂えるところである。
わが国は、世界で最初の核被爆国であり、再び「広島や長崎」の惨禍を繰り返させてはならない。
和泉市は、差別をなくし人権を守ることこそが平和に通じるものであることを認識し、人権を尊び心のふれあいを広めるまちづくりをすすめている。
平和を愛する私達のまちとして市民総意のもと、非核三原則の堅持と軍備縮小を訴え、ここに和泉市は全世界から核兵器廃絶を願う平和都市であることを宣言する。

障害者福祉都市宣言(昭和59年10月25日)

すべての障害者が個人として尊厳を重んじられ、基本的人権をはじめとする諸権利の行使・実現を保障され、誰からも差別されず、また、健常者と区別されることなく、社会の一員として地域や職域などあらゆる社会の中で生きがいのある生活を送ることのできる福祉社会を築くことを目指さなければならない。
こうした理念に基づき、決意を新たに、市民総ぐるみの努力によって和泉市を障害者福祉都市とすることを宣言する。

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