認知症ほっとあんしんページ

更新日:2024年02月02日

誰もが関わる可能性のある身近な認知症

超高齢社会を迎え、わが国の認知症高齢者の数は、2012年で462万人と推計されており、2025年には約700万人、65歳以上の約5人に1人に達することが見込まれています。今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な脳の病気です。

認知症の症状の出方や進行の経過は、影響を受けている脳機能の部分によって、また本人の暮らし方や周囲の人の関わり方によって様々です。

認知症になっても安心して、これまでの馴染みの暮らしが続けられるための参考に、ご自身やご家族、周囲の方が認知症になったときの不安を少しでも軽減していただけるように、認知症の状況に応じて、和泉市内でどのようなサービスや支援を利用することができるのか情報をまとめました。

認知症について正しく知ろう

今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。症状の出方や進行の経過は個々によって様々です。まずは病気の基本を正しく知りましょう。

もしかして認知症かもしれない?気になり始めたらみてみよう

日常の暮らしの中で、認知症ではないかと思われる言動を認知症の方を介護する家族の経験からまとめ、つくられた認知症早期発見の「暮らしの中でのめやす」です。いくつか思い当たることがあれば、専門医や相談機関へ相談してみましょう。

認知症についての相談

地域包括支援センター

保健や福祉の専門職「保健師・看護師・社会福祉士・主任介護支援専門員等」が、本人や家族の立場に立って相談を受け、介護保険・福祉・健康等の必要なサービスが受けられるよう支援しています。

あなたのまちの地域包括支援センターはこちら↓

もの忘れ相談会

自分が認知症かどうか身近なところで気軽に相談したい方や本人が相談や受診に行きたがらないが認知症かもしれないと家族の方が心配を感じている場合等に「医師によるもの忘れ相談会」をご活用ください。

和泉市認知症初期集中支援チーム

認知症ケアの実務経験を有した医療・保健・福祉に関する専門職のチームが、皆様からの相談を受けて、家庭訪問し、認知症に関する専門医受診に向けたサポートや症状に応じた日々の暮らし方へのアドバイスなど、初期の支援を包括的・集中的(おおむね6か月)におこなっています。詳細はちらしをご覧ください。

若年性認知症コールセンター

ご本人や家族からの認知症に関する様々な相談をお受けしています。

医療機関に相談してみよう

まずは日頃の状態を良く知っているかかりつけ医に相談しましょう。

かかりつけ医がいない時は、医師会の「かかりつけ医案内制度」により、医療機関をご案内します。

認知機能を保つ暮らしをしてみよう

年齢とともに認知機能(記憶、計算、言葉を話す、道具を使う、注意力、計画性、出来事を理解するなど)は徐々に低下します。加齢によるものなのか認知症の症状によるものなのか、認知症の診断は初期ほど難しく専門の医療機関への相談が不可欠です。症状の軽い段階のうちに気づき相談や受診をし、適切な治療や認知機能を衰えにくくする生活により、症状の進行を遅らせたり、場合によっては症状を改善したりすることもできます。中には一時的な症状の場合や治る病気の場合もあります。

認知症の大部分を占めるアルツハイマー型や脳血管性認知症は、生活習慣病との関連があるとされています。生活習慣病の治療をきちんと継続したり、運動習慣や食習慣など普段からの生活管理に心掛けましょう。

また、人と会話したり触れ合うことは様々な脳の認知機能を働かせている状態にあり、脳の活性化にもつながります。これまでの趣味やできることを活かしてみませんか。

「老人ホームや老人福祉センターなどの高齢者施設について」へリンクしますので、「老人福祉センター」の欄をご覧ください。

様々な思いが広がる集いの場~もの忘れや手順が上手く行かなくてもいいじゃない!~

オレンジカフェは、お茶を飲みながらの会話や季節を感じるイベントをしたり、認知症の症状のある方も一緒にボランティア活動をしたりなど、認知症サポーターや専門職、カフェを訪れる方々と一緒に暮らしのひと時を過ごす場です。その他、本人・家族同士が知り合い自由に話す場をご活用ください。

認知症の症状を持つ方と一緒に暮らしている方の集い

若年性認知症の方と家族の集い

大阪府下で行われている交流会

日々の暮らしで家事や介護の手助けが必要と感じてきたら…

服薬管理や日帰りでの入浴・食事等の生活支援、自宅での食事の準備や入浴等の手助け、自立した生活を支援するためのリハビリテーション等、介護サービスの利用にあたっては介護認定を受ける必要があります。詳細はこちらのリンクをご覧ください。

ご家族に代わってご自宅でボランティアが短時間の見守りを行っています。

利用対象や利用料等の条件はありますが、様々な福祉サービスもご活用ください。

緊急通報装置

緊急時にあなたの身を守る手助けとなる緊急通報装置の貸与

配食サービス

食事の確保が困難になってきたら…

紙おむつの給付

紙おむつやパッドを使っている方への助成

訪問理美容サービス

お出かけしての散髪が難しくなってきたら…

認知症の症状により道に迷ったり、居場所がわからなくなる不安を感じてきたら…

認知症等により行方不明になる不安を感じている方へ安全・安心な在宅生活をサポートしています。

地域で見守ろう~認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気~

2025年の将来推計では、65歳以上の5人に1人が認知症と言われています。今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。あなたにできる一歩を踏み出してみましょう。

  • SOSおかえりネットワークの協力者になろう!
  • 認知症について正しく知ろう!
  • 高齢者にやさしい事業所になろう!
  • 誰もが尊厳を感じて暮らせるために「最近、様子がおかしいな」と思ったら相談しよう!
  • 誰もが安心して暮らすことのできる福祉のまちづくりを目指しています!

あなたの大切な権利を守る

預貯金通帳や財産管理、福祉サービスや医療サービスの利用援助、相続や不動産の法的手続き、生活費等の日常の金銭管理、消費者被害等からあなたの暮らしを守ります。

成年後見制度

ご本人に判断能力があり、将来、判断能力が不十分になる場合に備えておきたい「任意後見制度」と、ご本人の判断能力が衰えている場合の「法定後見制度」があります。

日常生活自立支援事業

ご本人に契約書に定めるサービス内容について理解できる能力がある場合

消費生活センター

高齢者を狙った悪質な詐欺や訪問販売等の消費者被害に関する相談

様々な暮らし方~住まいを整える~

高齢者向けの住宅や施設は多様化しています。介護の必要度に応じ住まいを紹介しています。住まい選びの参考にご利用ください。

介護認定において要支援・要介護認定を受けていない65歳以上の方へ、自宅で暮らすにあたり家庭での事故防止のための住まい改修に補助金を交付しています。詳細な条件はこちらをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

〒594-8501
大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市福祉部 高齢介護室
電話:
介護保険担当 0725-99-8131(直通)
高齢支援担当 0725-99-8132(直通)
ファックス:0725-40-3441
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