新型コロナウイルス感染症を踏まえた災害時の避難について
新型コロナウイルス感染症を踏まえた災害時の避難について
災害は、感染症が拡大する中でも起こりうる可能性があります。
感染症を踏まえた災害時の避難や避難場所について、事前に備えることが重要となりますので、そのポイントをお知らせします。
1.基本的な考え方
感染症拡大を防ぐ避難・避難場所の4つのポイント
避難所も「密」になる可能性があります。避難→避難所ではありません。
- 避難とは「難」を「避」けること。安全な場所にいる人まで避難所に行く必要はありません。
- 避難場所は、小中学校・町会・自治会館などの避難所だけではありません。安全な親戚宅・知人宅に避難することも考えてみましょう。
- 通常の避難時の持ち物(備蓄品)に体温計、マスク、除菌シート等を追加しましょう。
- 豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。やむをえず車中泊をする場合は、浸水しないように周囲の状況等を十分確認して下さい。
2.避難所開設前
(1) 今一度、ハザードマップを確認し、平常時の事前準備、災害時の対応を考えましょう。
【復習】通常時の持ち出し袋をチェックしましょう!
非常用持ち出し袋チェックリスト (PDFファイル: 153.1KB)
(2) 健康状態の確認をする
以下の症状がある方はまず、大阪府新型コロナ受診相談センター(電話06-7166-9911)に連絡し、担当者の指示を受けてください。
1.息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状の いずれかがある場合
2. 高齢者、基礎疾患がある、透析を受けている、免疫抑制剤・抗がん剤を使用している方で発熱、咳などの比較的軽い風邪症状がある場合
3. 妊婦の方で比較的軽い風邪症状がある場合
1~3以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪症状が4日以上続く場合
上記症状がある方で、避難所に避難される方は大阪府新型コロナ受診センターに連絡をした後に、危機管理担当(電話0725-99-8104)までご相談ください。
避難所内の感染拡大を防止するためですので、ご理解をお願いします。
(3) 感染症対策時の避難所への避難について(お願い)
・通常の非常用持ち出し品、体温計、マスク、除菌シート、に加え、ゴミ袋(スーパー等の袋)を備えておきましょう。
・避難所での感染防護具の準備に努めていますが、数に限りがありますので可能な限り各自ご持参ください。
・避難開始前にご自宅で検温をお願いします。
3.避難所開設時
・避難所では、体調確認のため検温にご協力いただくことがあります。
・ごみは、各自でごみ袋に入れ、袋の口を閉じ、避難所のごみ箱にお願いします。
4.避難所運営時
避難所等での過ごし方について
3つの「密」の条件がそろう場所がクラスター発生のリスクが高くなりますので、「新しい生活様式」を実践し、3密を避けましょう!
1.換気の悪い「密閉空間」
2.多数が集まる「密集場所」
3.間近で会話や発声をする「密接場面」
新しい生活様式の実勢例について (PDFファイル: 929.9KB)
手洗いや咳エチケットの対策を徹底しましょう!
1.頻繁に手洗いをしてください。特に手すりやドアといった共用部分に触れた時などは手洗いを しましょう。
2.マスクを正しく着用し、咳エチケット等の基本的な感染対策を徹底しましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
〒594-8501
大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 危機管理部 危機管理課
電話: 0725-99-8104(直通)
ファックス:0725-41-1944
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更新日:2020年05月22日