学校長挨拶

更新日:2025年04月28日

日頃より、本校の教育活動にご理解・ご協力を賜り、ありがとうございます。光明台中学校校長の渡邉です。
さて、私は本校に令和5年4月に着任してからの2年間、生徒たちには「自己効力感」について話をしてきました。「自己効力感」とは、自分の力を信じ、「自分ならできる」という自己評価のことで、子どもたちが身につけなければならない「生きる力」 の育成において、「自己効力感」が最も大切だと考えているからです。
ロイロノートで送信している校長つうしんでも、昨年度は、2024年パリオリンピックスケートボード女子ストリートの金メダリスト吉沢恋さん、スポーツクライミングの男子ボルダー&リードで銀メダルを獲得した安楽宙斗さん、日米のプロ野球で活躍したイチローさん、スキージャンプの52歳葛西紀明さんのエピソード等、「努力は必ず自分自身の力になる」ということ、「自分の目標を決め、あきらめずにやり抜く力を身につけてほしい」という私自身の思いを伝えてきたつもりです。
しかしながら、子どもたちは体験が乏しく落ち込んだり、時には感情を抑えることができずに周りを攻撃したり、その場から逃避すること等、失敗や挫折を前向きに捉えることができない場合もあります。そんな時にこそ、私たち大人は、子どもたちにただ救いの手を差し伸べるのではなく、子どもたちの背中を押し、時には甘えている気持ちを叱咤激励し、次の一歩を踏み出せるよう、勇気づけ、見守ることが大切だと思っています。また、子どもたちの身近にいる保護者や教職員が地域にしっかり根をおろし、地域の一員になることで、子どもたち自身も地域の子どもとして、大人から支えられているという安心感を得ることができると考えております。
「子どもは地域で育てられる」と言われるように、考え方や生き方の異なる地域の皆様にご支援をいただきながら、子どもたちの豊かな心を育んでいきたいと思っています。
今後も教職員一同、保護者・地域の皆様に信頼される学校をめざし、努力してまいります。
引き続き、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

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