耐震診断・改修を行いましょう

更新日:2020年03月02日

耐震診断とは

建築物が地震に対して、どの程度耐えることができるか、その建築物の図面や実地調査で、柱、梁、壁等の形状、材料などから地震に対する強さを把握し、現行の耐震基準と同等の基準(耐震改修促進法で規定)に照らしあわせ、地震に対する安全性を調べることです。

建築物の現況調査

  • 建築物の設計図書をもとに、柱、梁、壁等の平面形状、部材形状を調べます。
  • 建築物の概観調査、場合により構造体の試験片(コンクリートコアなど)の採取等の現況調査を行います。
調査のイラスト

建築物の耐震性の評価(鉄筋コンクリート造)

これらの診断により、建築物の地震力に対する抵抗力(耐震強度)の大きさや、建築物の形状によるねばり強さの程度を計算し、それぞれの値が大きいほど建築物の耐震性が高いと評価されます。
診断には、1から3次の診断レベルがあります。

  • 1次診断:延床面積に対する柱と壁の面積比率を計算
  • 2次診断:柱や壁の強さとネバリを計算
  • 3次診断:架構全体の強さとネバリを計算
診断レベルの図

耐震改修

診断の結果、現行の耐震基準が求めている耐震性能と同等以上の耐震性能が確認できない場合、耐震改修を行うか、建て替えるかなどをご検討ください。

鉄骨ブレースの写真

鉄骨ブレースの新設

鋼製ダンパーの写真

鋼製ダンパー

鋼板壁の写真

鋼板壁の組込み

柱の鋼板補強の写真

柱の鋼板補強

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