ゲートキーパー
ゲートキーパーの養成
和泉市では、ゲートキーパーの養成を実施しています。
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。ゲートキーパーが専門家や特別なことをする人だけではありません。悩んでいる人にとって、話をよく聴き、一緒に考えてくれる存在がいることは、孤立を防ぐことにつながります。
ゲートキーパーの役割
気づく~家族や仲間の変化に気づいて、声をかける~
自殺を考えている人は、「死ぬしかない」と視野が狭まっていたり、「孤立している」と感じています。声をかけることで、「あなたは決してひとりではないのだ」ということを、理解してもらいます。
傾聴~本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける~
話をじっくり聞き、その気持ちを肯定的に理解すると、その人は満足感を得ることができて、本来の自分を取り戻すことにつながります。
傾聴のポイント
良い対応
・真剣に耳を傾ける。
・心配していることを伝える。
・つらい気持ちを共有し、受け止める。
・ねぎらいの言葉をかける。沈黙を共有してもよい。
避けたい対応
・話をそらせる。
・相手の言い分を否定する。
・常識をのべ、一方的に説得する。
・安易に解決策を示す、励ます。
つなぐ~専門医や専門機関への相談をすすめる~
抱え込んでいる問題や悩みを解決する方法を知らずに、死を選んでしまうことほど残念なことはありません。専門家の支援をうけること、また様々な支援を広げていくことが大切です。
見守る~温かく寄り添いながら、じっくりと見守る~
ゲートキーパー研修を受けてみよう
大切な人を支えるために、声のかけ方や話の聴き方について学びませんか。
和泉市では、市民を対象としたゲートキーパー研修を実施しています。
ご案内は広報いずみ、ホームページにて行います。
また、地域の自治会、サークル等の皆さんからのゲートキーパー研修の依頼を随時受け付けています。
詳しくは保健センターにお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
〒594-0071
和泉市府中町四丁目22番5号
和泉市 子育て健康部 健康づくり推進室健康増進担当 保健センター
電話:0725-47-1551
ファックス:0725-46-6320
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更新日:2024年03月01日