輝け和泉市ひろみち通信:2024年3月

更新日:2024年03月29日

令和6年3月29日

#848 新たな旅立ちへ

本日、和泉市では職員に向けた退職辞令の交付を行いました。
退職される職員の皆様におかれては、長年の職務の中で多くの喜び、また苦労があったと思います。昭和、平成、令和と時代が変わり、行政を取り巻く環境が大きく変化する中で、諸課題に対応し直実に歩みを進めてきてくれたからこそ、今の和泉市の発展があるものと、改めて感謝いたします。
また、新しい仕事に就いたり、ご家庭の事情で退職する方もいます。市としてはさみしい思いもいたしますが、新たなステージでの更なる活躍をお祈りいたします。
年度末を迎え、進学や就職、また転職や退職など、さまざまな形で別れを迎えられる方が多くいらっしゃることと思います。これまでのご縁を財産とされ、皆様の新たな旅立ちが幸多きものとなりますことを心から願っています。

令和6年3月25日

#847 石川県七尾市のテント村がオープンしました

昨日、石川県七尾市で開催された「七尾市ボランティアテント村」の入村式に出席しました。
能登半島地震から間もなく3か月が経とうとしていますが、七尾市では、道路の一部がひび割れ、建物には建築物の危険度を示した赤や黄色の紙が貼られており、被災地の皆様が不安の中で暮らされていることを痛感しました。
中には、二階建ての一階部分が押しつぶされた家屋や完全に倒壊してしまった建物などがそのままになっている箇所もあり、がれきの撤去等が追いついていない状況にあります。
そのような中、被災地で活動されているボランティアの方々にとっては、宿泊地までの距離が遠く、移動に多くの時間を要していることから、この度、少しでも長い時間、ボランティア活動がおこなえるようにと、登山家の野口健(のぐちけん)氏と岡山県の片岡(かたおか)総社市長、そして茶谷(ちゃたに)七尾市長を中心に、ボランティアが宿泊できるテント村を設置するプロジェクトが立ち上がったため、和泉市も賛同しました。
テント設営の際にも和泉市の職員を派遣しましたが、今後も和泉市社会福祉協議会とも協力しながら、被災地域の一日も早い復旧・復興のため、できる限りの支援を続けてまいります。

テント村の様子

令和6年3月19日

#846 和泉シティプラザガラスアート

先日、和泉市久保惣記念美術館が所蔵しているクロード・モネの「睡蓮」が、大阪中之島美術館で現在開催中である「モネ」の展覧会に貸し出していることをご紹介しましたが、モネに限らず、久保惣記念美術館には素晴らしい美術品が他にも多数収蔵されています。

この度、和泉シティプラザ開設20周年を記念するとともに、2025年の大阪・関西万博の機運醸成のため、美術館が所蔵する、葛飾北斎の浮世絵版画「冨嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」のデザインをリメイクしたガラスアートを制作しました。

アートの制作にあたっては、令和4年度の「ガバメントクラウドファンディング」を活用いたしました。事業に賛同し、ご寄附いただきました皆様方に改めてお礼申し上げます。和泉中央駅側からペデストリアンデッキを歩くとシティプラザ1階のガラス面に2つの大きなアート作品が見えてきます。

美術館でご覧になったことのある方は、是非シティプラザでリメイク版をご覧ください。また、ご覧になったことのない方は、ガラスアートを楽しまれた後、来月開館予定の美術館(http://www.ikm-art.jp/)にも足をお運びいただければと思います。


また、私も参加しておりますが、設置までの制作風景を記録した動画を公開していますので、こちらも是非ご覧ください。
http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/syougaibu/kubosoukinen/oshirase/19857.html

和泉シティプラザガラスアートの様子

令和6年3月15日

#845 春からの成長を願って

本日、清々しい快晴の中、和泉市内の小学校で一斉に卒業式が行われ、私は、和気小学校の卒業式に出席させていただきました。
和気小学校は私服の学校のため、紋付き袴やスーツ姿など、児童それぞれが好みの衣装に身を包み、卒業式に臨まれていました。今日の日を迎えた皆さんはとても華やかで、卒業という新たな旅立ちに、人生の大きな節目を感じているのだなと思いました。
卒業式では、児童から保護者の方に向けた感謝のビデオメッセージもあり、とても感動的でした。
4月からは中学生になります。新たな環境で戸惑うこともあるでしょうが、それこそ成長のチャンスと捉え、前向きに進んでいただきたく思います。

そして午後からは、久保惣記念美術館所蔵の作品をお貸ししている関係で、大阪中之島美術館から現在開催されている「モネ」の展覧会にご招待いただきました。
クロード・モネは多数の「睡蓮」を描いていますが、久保惣記念美術館が所蔵している「睡蓮」は、スイスのチューリッヒ美術館に飾られている連作の睡蓮と同じ構図で、とても希少な価値があるとされています。和泉市が誇る美術品を大阪中之島美術館のような権威ある美術館で多くの方々に鑑賞いただけることを大変嬉しく思います。
久保惣記念美術館は、現在施設等の改修工事のため、4月の展覧会まで休館していますが、今後も魅力ある展示を開催し、末永く愛され、発展し続ける美術館であるよう、努力してまいります。

令和6年3月13日

#844 ご卒業おめでとうございます

本日、和泉市内の中学校、義務教育学校で一斉に卒業式が行われ、私は、和泉中学校の卒業式に出席させていただきました。
今年は、287名の生徒に卒業証書が授与されましたが、冒頭、吹奏楽部の皆さんの演奏で入場され、国歌と校歌をとても元気良く歌っている卒業生の姿を見て、胸がいっぱいになりました。
また、校長先生の式辞はとても心がこもっていて、感動的であったのに加え、送辞や答辞も、中学校生活の情景が浮かんでくるような、素晴らしいスピーチでした。
そして、卒業生退場の時、「先生、ありがとうございました!先生の事、大好きです!」という生徒の言葉に、先生が「僕も(私も)みんなが大好きです!」と応えられたシーンには、思わず感激で目頭が熱くなりました。
コロナ禍もあり、5年ぶりに卒業式に出席しましたが、中学生の旅立ちの感動を肌で感じる事ができ、本当に嬉しく思います。
卒業生皆さんのさらなる成長を心よりお祈り申し上げます。

令和6年3月12日

#843 槇尾こもれびの森が全面開園しました!

先週の土曜日、「槇尾こもれびの森」が全面オープンし、地元町会の方々をはじめ、多くの皆様のご出席のもと、完成式典が盛大に開催されました。
大阪府は、平成23年に槇尾川ダム建設中止を判断し、河川改修で治水対策を行うこととしため、ダム予定地は多くの方に訪れてもらえるような森づくりへと方針変換されました。
槇尾こもれびの森では、これまで遊歩道や展望台、芝生広場などが整備されてきましたが、このたび、子どもたちに人気の大型複合遊具やターザンロープ、ボルダリングウォールなどが完成し、式典の後は多くの方々で賑わい、楽しんでいらっしゃいました。
この森では、サクラやアジサイ、モミジなど四季折々の彩りを楽しめますし、近くには、「和泉市立青少年の家」や「槇尾山グリーンランド」もありますので、これから過ごしやすくなる季節の中で、是非お立ち寄りいただきたく思います。

槇尾こもれびの森式典の様子

令和6年3月11日

#842 東日本大震災から13年

本日、東日本大震災から13年を迎えました。
東日本大震災では死者数15,900人、行方不明者や負傷者を合わせると約25,000人もの方が被害を受けたといわれています。
ある調査では、今なお震災の影響で地域経済の厳しい状況が続いていることや、震災前のにぎわいが取り戻せていないといった意見が多く寄せられているようです。何より、震災によって傷ついた心は13年を経てもなお、癒えるものではないでしょう。
また、本年1月1日には、能登半島地震が発生し、今もなお多くの方々が避難所での生活を余儀なくされ、不安な日々を過ごしておられます。
改めまして、これらの災害により不幸にもお亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。一日も早く平穏な日常を取り戻されますことを願うとともに、これからも必要な支援に取り組んでまいります。
先日も書かせていただきましたが、将来、発生が懸念されている「南海トラフ地震」や「上町断層帯」における地震がいつ発生してもおかしくない状況にあります。市としましても市役所新庁舎、中央消防署、和泉消防署(本年12月開署予定)を整備し、公助の充実にしっかり取り組んでまいりますが、公助だけでは不十分で、自助・共助・公助のバランスが最も重要です。どうか市民皆様におかれましても、今日の日に改めて気持ちを引き締めなおしていただき、「自分の命は自分で守る」「自分たちのまちは自分たちで守る」の精神で、力を合わせて大切な命を守ってまいりましょう。

令和6年3月7日

#841 災害に強いまちづくり

昨日、和泉市防災協会の意見交換会に出席しました。
石川県能登地方では、年始早々発生した地震により、多くの方々が今もなお避難所での生活を送られ、不安な日々を過ごしておられます。
こうした自然災害は決して他人事ではなく、本市にとりましても、将来、発生が懸念されている「南海トラフ地震」や、最も被害が大きいと想定されている「上町断層帯」における地震がいつ発生してもおかしくない状況にあります。
そのような中、本市では市民生活の安心、安全をしっかりと守っていくため、防災拠点となる市役所新庁舎や中央消防署の整備に加えて、本年12月には、和泉市消防本部となる和泉消防署を旧市立病院の跡地に移転し、新たに開署いたします。
しかし、大規模災害への対応には、施設の整備だけでは万全ではなく、やはり自助・共助・公助のバランスが最も重要です。行政としましても、自助や共助を支える公助について、さらなる充実をめざしてまいりますので、市民皆様におかれましても、地域住民がともに助け合い、「自分の命は自分で守る」「自分たちのまちは自分たちで守る」という自助・共助の精神を大切にしていただき、地域防災力の向上を図ってまいりましょう。

令和6年3月4日

#840 青少年の家で「ととのう」

土曜日、槇尾山の麓にある「いずみYMCAキャンプセンター(和泉市立青少年の家)」で開催されたサウナイベントに参加しました。
槇尾山の歴史を紐解くと、参拝者が蒸し風呂を楽しんだという記録がありますが、近年、第3次サウナブームと言われるほど、若い世代を中心にサウナが人気です。
このイベントでは、テントサウナ5張りと、槇尾川から引いた水を利用した水風呂が用意され、私も実際に汗を流しました。(サウナ用語では「ととのう」と言います)
イベントで用意されたサウナは、フィンランド式で「ロウリュウ」といって、焼けた石にアロマ水をかけることができ、「いずもく」や「白樺」のアロマ水によって、テント中が木の香りで充満し、とても清々しい気分になりました。
青少年の家では、令和8年にリニューアルオープンを予定しており、それにあわせてテントサウナの設置を計画していますので、完成した際には皆様にお越しいただき、大自然に囲まれたサウナでリフレッシュするとともに、非日常を味わっていただきたいと思います。

サウナイベントの様子

この記事に関するお問い合わせ先

〒594-8501
大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 市長公室 秘書課
電話: 0725-99-8166(直通)
ファックス:0725-45-9352
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