輝け和泉市ひろみち通信:2025年3月
令和7年3月31日
#963 開校に向けて
明日から新年度となり、本市で2校目となる施設一体型義務教育学校、槇尾学園がいよいよスタートいたします。
そのような中、先週の金曜日、子どもたちの教育環境向上のためにと、和泉商工会議所女性会から槇尾学園に、ご寄贈いただきました、屋外時計塔の設置が無事完了したことから、受贈式を開催させていただきました。
ご寄贈いただいた時計塔がグラウンドの方に向かって立派にそびえ立っていましたが、学園のシンボルとして、子ども達を見守り、子どもたちの成長と共に時を刻んでくれることを、とても嬉しく思います。
また、和泉市の学校の特色の一つに、自校調理方式の給食がありますが、4月から槇尾学園の給食を担っていただく事業所の試食会にも出席してまいりました。
実際に私も試食させていただき、味はもちろんのこと、このような温かい給食が毎日、子どもたちに安全・安心に提供されることを大変嬉しく、またうらやましく思いました。
「和泉の宝」である、これからの未来を担っていく和泉市の子どもたちに向けて、今後さらに教育に重点を置いて取り組みを進めていきたいと考えております。

令和7年3月28日
#962 地域コミュニティの新たな拠点
本日、和泉市立国府老人集会所の竣工式に出席しました。
老人集会所は、数年前から高齢者だけを対象とした施設ではなく、地域の様々な団体が利用できる地域コミュニティの拠点として位置づけられています。
今回竣工した集会所は、和泉府中駅から北に少し歩いたところにある芦洗(あしあらい)公園内に移転建替えされました。
玄関の壁などには、一部和泉市内産の木材「いずもく」が使用されており、木の良い香りがただよう中で、地域の皆様が笑顔で過ごされる景色が目に浮かびました。
和泉市では、高齢化が進む中、たとえ要介護状態になっても、自分らしい生活を最後まで続けることができるように地域内で助け合う体制「地域包括ケアシステム」の構築に力を入れております。
国府老人集会所が、その重要な一翼を担い、高齢者の健康増進、生きがいづくり、そして多世代交流の場として、大いに活用され、大いに愛されることを願っています。

令和7年3月24日
#961 横山小学校・南横山小学校 閉校記念式典
昨日、横山小学校と南横山小学校の閉校記念式典に出席しました。閉校記念式典には、児童や保護者、教職員の他、歴代のPTA会長やゆかりのある教職員など、多くの方々が出席され、皆さんの母校に対する強い惜別の思いが伝わってきました。
横山小学校は152年間、南横山小学校は138年間にわたり、多くの卒業生を送り出し、社会に貢献する素晴らしい人材を輩出してきました。また、本当に地域に愛された学校であり、地域の皆様に見守られながら成長してきました。
そして、いよいよ今年の4月1日から、両小学校と槇尾中学校が統合され、施設一体型義務教育学校「槇尾学園」として新たなスタートを切ります。両校の歴史と伝統、そして人と人の絆をしっかり継承し、槇尾学園を地域に愛されご支援いただける学園にしていかねばと改めて決意いたしました。
これまで、横山小学校・南横山小学校を支えてこられた全ての皆様、槇尾学園の開校に向けてご支援・ご協力をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。




令和7年3月19日
#960 「和泉まちの保健室2号店」がオープンしました!
昨日、和泉市役所で「和泉まちの保健室 2号店」のオープニングセレモニーに出席しました。
和泉市では、「市民を中心とした医療と介護の連携推進条例」に基づき、全ての世代が安心して暮らせる地域社会の実現をめざしており、その取り組みの一環として、「まちの保健室」を乳幼児から高齢者まで、すべての世代の市民の皆様が健康について、気軽に相談できる場として開設しています。
この度の2号店の開設は、和泉市立総合医療センター、大阪母子医療センター、和泉市医師会、大阪府看護協会、大阪訪問看護ステーション協会など、多くの関係者皆様のご協力で実現いたしました。
2号店は、市役所1階にて4月からスタートいたします。月に1度(原則第3木曜日)の開設ではありますが、お気軽にご利用いただければと思います。
令和7年3月18日
#959 旅立ちの日
本日、市内の小学校・義務教育学校前期課程で卒業式(修了式)が行われ、今年は国府小学校の卒業式に出席させていただきました。
国府小学校を巣立っていく児童は144名で、色とりどりのスーツや袴に身をつつみ晴れやかな表情で参加する子どもたちに、一人ひとりを大事にしている国府小学校の校風を感じました。二十歳までの皆さんにとって、卒業式は成人式に次ぐ一大セレモニーです。みんな元気な返事をして、卒業証書を受けとり、またその様子を温かいまなざしで見守っている同級生を拝見し感動しました。
校長先生の式辞では、アンパンマンが自分の顔をちぎって人を助ける思いやりの心について触れられ、みんなが気づかない間にもらってきた思いやりのバトンを、次の人にしっかりと引き継ぐことの大切さを話されていました。
最後は、これまでお世話になった先生方、友達、そして家族への呼びかけの後、卒業生全員で「旅立ちの日に」を合唱して、感動の中で閉式を迎えました。
中学生になっても、これまでの学校生活で得た経験や友人を人生の宝として、またご家族や恩師への感謝を忘れず、更なる成長を遂げられますことをお祈りいたします。
令和7年3月17日
#958 和泉市歯科医師会創立60周年記念式典
3月15日(土曜日)に、和泉市歯科医師会創立60周年記念式典が開催され、私も出席させていただきました。
昭和41年4月の創立以来、和泉市歯科医師会には、和泉市における歯科医療の発展と市民の口腔健康の向上に多大なる貢献をいただいております。
近年、歯科医療は、口腔ケアに留まらず、私たちの健康や生活の質に密接に関わっているとされ、特に高齢化が進む中で、口の機能が衰える、オーラルフレイルの予防や介護との連携など、その役割は多様化し、今後ますます重要になってまいります。
また、和泉市歯科医師会の皆様におかれましては、長年にわたり、学校での歯科検診や歯の健康に関する啓発を精力的に実施され、子どもたちの健やかな成長をお支えいただいております。
これからも、この歴史を積み上げられ、80周年、100周年と和泉市歯科医師会が更なる発展を遂げられますようお祈り申し上げるとともに、和泉市も引き続き和泉市歯科医師会との連携を深め、より良い医療環境の整備に尽力してまいります。
令和7年3月14日
#957 災害への備えを強化していきます!
3月12日(水曜日)から13日(木曜日)にかけて、行政視察として岡山県総社市と倉敷市を訪問しました。
今回の行政視察は、和泉市における防災備蓄倉庫の新築整備の参考とするため、平成30年に発生した西日本豪雨を教訓に整備された、新設の防災備蓄倉庫を見学するとともに、必要な機能などについてアドバイスをいただきました。また、お互いの市における災害対応や備蓄などに関して、意見交換を行いました。
本市では、能登半島地震を受け、大阪府域救援物資対策協議会から示された新たな備蓄方針への対応や、大規模災害時の支援物資の受入場所を確保するため、令和7年度から防災備蓄倉庫の整備を計画しています。
市内では最大規模の防災備蓄倉庫となりますので、今回の視察で得たことや、最新の取り組みなども参考にしながら、市民の皆様に安心をお届けできるような防災備蓄倉庫となるよう、様々な検討を進めていきたいと思います。


令和7年3月12日
#956 茶室耐震補強工事(1期)が完了しました。
3月9日(日曜日)に久保惣記念美術館において、茶室耐震補強工事(1期)完了記念茶室見学・立礼茶会を開催しました。
茶室は、美術館敷地内に位置しており、昭和12年から16年にかけて二代目久保惣太郎氏によって建築され、昭和56年に和泉市に寄贈されたものですが、築80年を超えた建物は、老朽化が進み、耐震性についても不安があったため公開を中止し、令和4年度から耐震補強工事を行ってきました。
工事を行うにあたり、クラウドファンディングを実施させていただいたところ、本当に多くの方からご支援をいただき、茶室がいかに皆様から愛されているのかを改めて実感いたしました。ご支援いただきました皆様方には、心より厚くお礼申し上げます。
これから2期工事を進めていきますが、多くの方々から公開を望む声をいただいておりましたので、日時を限定し、4月から公開予定としています。
是非、久保惣記念美術館にご来館の際は、茶室にも訪れていただき、日本文化や現代まで受け継がれてきた建築技術の素晴しさをご覧いただければと思います。

令和7年3月11日
#955 東日本大震災の発生から14年
本日、東日本大震災の発生から14年を迎えました。
改めまして、亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。また、これまで必死の思いで復旧・復興に向けて尽力してこられた被災者の方々をはじめ、ご関係の皆様に敬意を表します。
「天災は忘れたころにやってくる」という言葉がありますが、近年は、「天災は忘れる間もなくやってくる」といっても過言ではないほど、大地震が発生しています。東日本大震災以降も平成28年に熊本地震、平成30年には大阪北部地震、北海道胆振東部地震、令和6年には能登半島地震など、皆様が鮮明に覚えているものも多いのではないでしょうか。
これまでの大地震をきっかけに、一人ひとりの防災意識が向上したことは間違いありませんが、まだまだ災害への備えが十分ではないというのが現状です。
国土交通省東北地方整備局の「災害初動期指揮心得(2013年3月)」において、「備えていたことしか、役には立たなかった」、「備えていただけでは、十分ではなかった」と記載されているように、備えていないことはできず、備えていてもそれが十分ではないのが現実です。
本市においても、南海トラフ大地震や上町断層帯地震への備えとして、来年度からは拠点となる防災備蓄倉庫の整備に着手していきます。
災害への備えにやりすぎはありませんので、備蓄だけでなく、避難経路、避難所での生活など日頃から様々なことを想定して、防災意識を高めていきましょう。
令和7年3月6日
#954 おもてなしの心
昨日、堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)で、レクサス泉北(トヨタカローラ南海)20周年記念イベントが開催されました。和泉市久保惣記念美術館をはじめ、数々の美術品を市にご寄贈いただいている久保家とのご縁で、私もご招待をいただきました。
イベントでは、これまでの歩みやお客様への感謝の気持ちを表現したプロモーションビデオの上映があり、その後、歌手の秋川雅史さんと森山良子さんのコンサートが行われました。とても感動的なイベントで、レクサス泉北の「おもてなしの心」が、ひしひしと伝わってきました。
民間経営者は、企業が誰のものかとの問いに、社長や社員のものではなく、お客様のものであると答えます。そのような思いから「おもてなしの心」が磨かれていくのではないでしょうか。
和泉市役所も、市民の皆様のものです。行政では、「おもてなしの心」というのは、すこし馴染まないかもしれませんが、市役所に来庁される皆様一人ひとりに寄り添った対応を徹底することや、わかりやすく負担の無い手続きができるような仕組みを充実していかねばなりません。
本市では、全国に先駆けて「書かない窓口」を開設したり、以前から「おくやみコーナー」も設置しており、手続きの際は、来庁者に寄り添って対応させていただいています。引き続き、民間企業の取り組みも参考にしながら、接遇の向上に努めてまいります。
令和7年3月4日
#953 デフサッカーを体験しました。
3月2日(日曜日)に、第20回和泉市長杯サッカー大会の閉会式に出席しました。
11月からの長丁場を制して、見事優勝を果たされた「ネクサスカルロッタ」の皆様に、心から祝福を申し上げます。残念ながら今回優勝を逃されましたチームの皆様には、悔しさをバネに次回の優勝をめざし、頑張っていただきたいと思います。
また、今大会は第20回という節目でもあり、その記念行事として、デフサッカーチームの大阪アジアンタールFCの皆様にご協力をいただき、デフサッカーの紹介や体験、交流試合などが開催されました。
「デフ」は英語で「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」という意味で、デフサッカーとは、聴覚に障がいをお持ちの方のサッカーのことです。競技中は補聴器を外すことが義務付けられていることから「音のないサッカー」とも呼ばれており、グラウンド上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取りながらプレーされます。
私も、少しではありますがデフサッカーを体験させていただき、その難しさに驚きました。説明を聞く段階では、「耳栓をしてサッカーをするんだな」ぐらいに考えていたのですが、実際に耳栓をしたとたん、声はもちろん、周囲の足音も聞こえないため、ボールや相手がどこから近づいているかも目だけで確認しなくてはならず、その大変さに加え、恐ささえ感じましたが、とても貴重な良い経験となりました。
デフサッカーの選手が当たり前のようにプレーしていることが、いかに難しいことなのか身をもって体験できたとともに、この度ご協力いただいたことに厚く感謝申し上げます。
今年、11月に東京でデフリンピックが開催され、デフサッカーも競技の一つとなっていますので、皆様もご注目いただければと思います。


令和7年3月3日
#952 だれもが輝けるまちづくりに向けて
3月1日(土曜日)に和泉市男女共同参画推進市民実行委員会との共催で、「モアいずみフォーラム」を開催しました。
作家の玉岡かおるさんを講師にお招きし、「時代を輝かせたさきがけの女性たち」と題し、歴史のなかで表舞台に立つことはなかったものの、大きな功績を残された女性たちの活躍について、ご講演いただきました。
玉岡さんの講演を聞くことができるということで、定員の60人を上回る多くの方にご来場いただきました。
世界経済フォーラムが公表しているジェンダーギャップ指数において、日本は、146か国中118位であり、世界のなかでは、まだまだ男女格差が埋まっていない状況です。本市としましては、教育委員の半数以上を女性に担っていただくなど、様々な分野において、女性の意見を積極的に取り入れていけるよう取り組んでいます。引き続き「第3期オアシスプラン」に基づき、一人ひとりの個性と能力が活かせる男女共同参画のまちづくりをさらに前に進めていきたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2025年03月31日