風水害の危険が迫ったときの心得

更新日:2025年09月10日

避難するときの注意点

台風や大雨によって避難情報などが発令された場合は、すみやかに避難をしましょう。「まだ大丈夫」という自己判断は禁物です。

・共に避難している人とはぐれないようにお互いの体をロープで結び避難しましょう。

・動きやすく安全な服装での避難を心がけ、単独行動はしないようにしましょう。

・裸足や長靴ではなく、水に浸かっても歩きやすいひもでしめられる運動靴で避難しましょう。

・長い棒などを杖がわりにして、段差や水路、マンホールなどに十分注意しながら歩きましょう。

・歩行可能な水深は、約50センチメートルが限度です。水の深さが腰まで達しているなら、無理をせず高い場所で救援を待ちましょう。

浸水時の水平避難と垂直避難

災害では早めの避難が重要です。ただし、すでに避難経路が浸水しているなど、危険が間近に迫っている状況での無理な避難行動はできるだけ避けなければなりません。そのような場合は、避難所への移動(水平避難)だけでなく、近隣ビルの高層階といった高い場所への移動(垂直避難)を行い救助を待つという判断も必要です。

水平避難及び垂直避難画像

自分で行う風水害への備え

家の周りを点検しましょう

点検例

屋根

・トタンのめくれ、瓦のひび・割れ・はがれはないか

・雨といに落ち葉や土が詰まっていないか

・不安定なアンテナはないか

ベランダ

・物干し竿や植木鉢など飛散の危険のあるものはないか

ブロック塀・板塀

・ブロック塀に傾きやひび割れ、破損している箇所はないか

・板塀に腐りやぐらつきはないか

・窓枠にがたつきはないか

・ガラスにひび割れはないか

・雨戸のがたつきはないか

排水

・側溝や排水口にゴミや土などが詰まっていないか

その他

・プロパンガスのボンベは固定されているか

・ゴミ箱や植木鉢、犬小屋など飛散の可能性のあるものはないか

これらの点検で不具合のある箇所があれば、台風が来る前、大雨が降る前に対策を行いましょう。

家の中で準備をしましょう

非常持ち出し品・家庭用備蓄品の準備

平時から非常持ち出し品を準備しておき、台風や大雨の危険が迫ったときはすぐに持ち出せる場所に置いておきましょう。

非常持ち出し品

非常持ち出し品・家庭用備蓄品チェックリスト

室内の安全対策

・飛散防止フィルムやガムテープを窓ガラスに貼る。

・飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。

・浸水に備えて家財道具(特に電化製品)や貴重品は高い場所へ移動させる。

・断水に備えて浴槽やバケツに水を確保しておく。

・停電に備えて懐中電灯やランタンの準備、携帯電話の充電を行う。

避難場所・避難経路を確認しましょう

和泉市の防災ガイドマップやハザードマップを活用して、災害が起きる前にお住まいの地域の避難場所や危険箇所、避難経路を確認しましょう。

正確な情報を入手しましょう

台風や大雨による危険が迫っているときは、テレビやインターネットなどで最新の情報を確認し、正しい情報に基づいて行動しましょう。

和泉市では、防災行政無線(同報系)や電子メール配信サービス「いずみメール」、ホームページ、公式SNS等で情報を発信します。

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