和泉市 人間市宝

更新日:2020年03月02日

市制施行60周年を記念して、人間市宝の表彰を行いました

本市では市制施行60周年を記念して、平成28年8月に2名の人間市宝の表彰を行いました。

 

人間市宝とは
和泉市子ども議会からの提案により制度が創設され、伝統芸能、伝統工芸や地場産業などに対して市民の関心を高め、継承意欲の向上を図り、本市の文化的資質の向上に資することを目的とし、本市の永遠の宝となる伝統の技術・芸能を保持する人を「人間市宝」として認定しています。

 

 

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人間市宝 第1号に認定

さをり織り 創始者 城 みさを(じょう みさを)

生年月日 大正2年4月生

活動年数 昭和44年1月~現在

受賞歴 昭和56年 ボートピア81国際1号館に展示、国連から感謝状

 昭和61年 日本文化デザイン会議地域文化デザイン賞

 平成2年 厚生大臣表彰

 平成4年 内閣総理大臣表彰

 

57歳の時に創めたさをり織りは、「布ではなく。自分を織る」自己表現のための手織りです。伝統工芸や単なる手芸としての手織りではなく、一人一人の天然自然の感性を引き出すというものです。その新しい哲学は、シンプルで簡単な織り方と相まって海外でも広く受け入れられ、さをりの森を本部として、その普及に努めています。

 

 

 

 

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人間市宝 第2号に認定

河原田 忠信(かわはらだ ただのぶ)

生年月日 昭和19年3月生
活動年数 昭和46年4月~現在
受賞歴 平成23年 いずみ印認定(干支の置物)
 平成23年 大阪府優秀技能賞(なにわの名工)受賞

 

 

明治時代からの伝統の技術(ランプワーク)を習得し、グラスアニマルだけではなく編目細工やとんぼ玉などあらゆる細工を行っています。ランプワークは型に流し込むのではなく、ランプ(バーナー)で材料(色つきガラス棒)を溶かし成型する技術です。
すべて手作業で職人の手先の感覚で行っています。また、伝統技術を絶やすことのないよう、後世へ伝承するための活動を行っています。

代表的な作品は、編目細工の宝船や夫婦鶴、干支や動物、とんぼ玉等多数あります。

 

 

 

 

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