教育長からのメッセージ(12月22日)

更新日:2020年12月22日

保護者の皆さまへ

皆さまには、本市の教育活動や新型コロナウイルス感染症対策に対し、ご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

12月3日に「大阪モデル」におけるステージがレッドステージ(非常事態)へと移行され、その期間も12月29日まで延長されました。本市においても感染者が増加傾向にあり、り患された方の1日も早い回復をお祈りするとともに、福祉・医療等に従事され、日々コロナウイルスと闘っておられるすべての方々に感謝と敬意を表します。

各学校では、感染症対策を改めて徹底するとともに、感染リスクが高い特定の教育活動は制限した上で、通常の授業形態での教育活動を継続してきました。その中で、新たな人権問題を生み出さないためにコロナウイルスに関する知識を学んだり、いじめ等差別防止のための取組みも行ってきました。

これまで保護者の皆さまには、毎日の検温や体調の報告、学校行事での感染症対策にご協力をいただきました。ご家庭でも長期にわたり、感染予防の取組みやお子様へのご指導をしていただき、厚く感謝申し上げます。

あと数日で2学期が終わり、年末年始を迎えます。今後も学校では、マスクの着用・手洗い・手指消毒・定期的な換気などの感染症対策の徹底を図り、教育活動における安心安全を図ってまいります。保護者の皆さまにおかれましては、引き続き、家庭でできる感染防止対策を徹底していただき、よいお年をお迎えいただきますよう、心よりお祈り申し上げます。

今後とも、学校の教育活動へのご理解とご協力をお願いいたします。

児童・生徒のみなさんへ

8月からスタートした2学期も、あと数日で終業式です。みなさんは、4月からの休校や6月の分散登校など、今までとは違う学校生活を経験してきました。学校では新型コロナウイルスについて学び、感染者や医療従事者に対する差別をなくし、みんなで協力し、支え合いながら乗り越えていくことの大切さを再確認したのではないでしょうか。例年とは違う形での学校行事の実施においては、保護者の方の協力を得ながら、学校での感染症対策をしっかり考えた上で実施できました。

そして、なによりも児童・生徒のみなさんの力が大きかったと思っています。見えないウイルスと戦う大変な状況で、一人ひとりいろいろな想いがあったことでしょう。その中で、みなさんが力を合わせて作り上げた行事や日々の学校生活で見せてくれた姿に大人は皆、胸を打たれました。このような時だからこそ、一人ひとりが知恵を出し合い、力を発揮し、周囲を気遣いながら協力していくことの大切さを改めて感じることができました。

もうすぐ終業式を迎え、年末年始がやってきます。みなさんにとって楽しいイベントも感染防止対策を心がけながら新しいスタイルで行い、しっかり休養もとって健康に過ごしてください。

感染防止対策は自分のためでもあり、大切な家族や仲間のためでもあります。今後も、みなさんで協力しながら新しい学校生活を創ってくれることを願っています。

令和2年12月22日

和泉市教育長 小川 秀幸

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