春木町(はるきちょう)
春木町のだんじり紹介
宮入神社(みやいりじんじゃ) | 春木春日神社(はるきかすがじんじゃ) |
新調年(しんちょうねん) | 令和3年 |
大工棟梁(だいくとうりょう) | 株式会社藤本工務店 藤本 忠浩 |
彫師(ほりし) | 有限会社木下彫刻工芸 木下 健司(ゆうげんがいしゃきのしたちょうこくこうげい きのした けんじ) |
土呂幕(どろまく)正面 | 仁田四郎忠常 猪退治(にったしろうただつね いのししたいじ) |
土呂幕(どろまく)右側 | 巴御前の勇戦(ともえごぜんのゆうせん) |
土呂幕(どろまく)左側 | 梶原源太景季 箙に梅花挿す(かじわらげんたかげすえ えびらにばいかさす) |
見送(みおく)り | 大坂夏の陣(おおさかなつのじん) |
特徴
[大工] 藤本忠浩の「出世作」となるこの地車の一番の特徴は屋根回りです。「四方柾」を使用した葺地に始まり、後屋根も含めた四辺全てにおいて柾目になっている唯一無二の地車です。先代地車を踏襲した入母屋型の屋根回りの懸魚や組物には先代の面影を残し、また隅出に至っては入母屋型では他に類を見ない人物ものの彫物を採用しました。他にも欄干などには「神代欅」を使用し、ロマン溢れる地車となっております。
[彫師] 木下健司による「祖父に挑戦」と銘打たれた地車です。先代地車の彫師は健司氏の祖父 木下舜次郎であり、この度、正面土呂幕「仁田四郎忠常 猪退治」を踏襲しました。犬勾欄を土呂幕一体型にした細工は、この上なく奥行き・深みを与え、豪華絢爛な富士の巻狩りの風景が完成しました。後屋根妻板に彫られた藤の花は健司氏の父 木下賢治が描いた意匠です。他に十二支や遊び心に溢れた隠彫が随所に散りばめられるなど、見どころ満載な地車となっております。
先代地車の面影を残し、大工・彫師の匠の技が融合された我が春木町民の想いが詰まった、世に誇る宝物です。
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更新日:2025年03月28日