【事業者向け】BCP(事業継続計画)の策定はお済みですか?

更新日:2024年04月03日

BCP(事業継続計画)の策定・運用に取り組みましょう!

東日本大震災(平成23年3月11日発生)において、中小企業の多くが、貴重な人材を失ったり、設備を失ったことで、廃業に追い込まれました。また、被災の影響が少なかった企業においても、復旧が遅れ自社の製品・サービスが供給できず、その結果顧客が離れ、事業を縮小し従業員を解雇しなければならないケースも見受けられました。

このように緊急事態はいつ発生するかわかりません。BCPとは、こうした緊急事態への備えのことをいいます。

ただし、突発的な緊急事態がBCPの想定どおりに発生するはずもありません。また、BCPを策定していても、普段行っていないことを緊急時に行うことは実際には難しいものです。緊急事態において的確な判断を下すためには、あらかじめ対処の方策について検討を重ね、日頃から継続的に訓練しておくことが必要なのです。(中小企業庁ホームページより)

 

このページでは、BCP策定のためのお役立ち情報をご紹介します。

【大阪府商工会連合会】事業継続計画(BCP)策定支援制度

大阪府商工会連合会では、大阪府内の中小企業に対して、BCP策定の専門知識を持った経営指導員による事業継続計画(BCP)策定の支援を実施しています。無料、または格安で支援を受けることができますので、皆様ぜひご利用ください。

なお、こちらの制度を利用した場合も市の補助制度は利用可能です。お気軽にご相談ください。

【まずはこれから】大阪府 超簡易版BCP「『これだけは!』シート」

大阪府では、府内中小企業者等の皆様のBCP策定を推進するため、事業継続に際し最低限これだけは決めておくべき項目に絞り込み、忙しい府内中小企業者等の皆様にも取り組みやすい様式「超簡易版BCP『これだけは!』シート」を作成しました。

詳しくは下記外部リンクをご確認ください。

そもそもBCP(事業継続計画)って何?

企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

「事業継続計画(Business Continuity Plan)」のそれぞれの頭文字をとってBCPと呼ばれます。

 

また、BCPは非常時だけに役立つものではありません。品質・価格に加えBCPの取り組みを積極的にPRすることで、企業の信用増加、販路開拓にも繋がります。

 

BCPがあるときとないときの復旧時間

〈「支援機関向け中小企業BCP支援ガイドブック」(中小企業庁・2018年3月)より引用〉

 

お役立ち外部リンク集

1.大阪府のホームページ

上記の超簡易版BCP『これだけは!』シートのほか、大阪府商工会連合会と連携して実施している「BCP策定支援(専門家派遣)」や、セミナー情報など、大阪府が実施するさまざまな支援策を確認することができます。

2.中小企業庁のホームページ

中小企業の特性や実情に基づいたBCPの策定及び継続的な運用の具体的方法が、わかりやすく説明されています。また、こちらの「BCP(事業継続計画)策定運用指針」に沿って帳票等を入力・取りまとめると、BCPが完成します。中小企業が投入できる時間と労力に応じて入門・基本・中級・上級の4通りのコースが用意されています。

 

下記のリンクをクリックして頂くと、それぞれのホームページに移動できます。

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大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 環境産業部 産業振興室 商工観光担当
電話: 0725-99-8123(直通)
ファックス:0725-45-9352
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