和泉シティプラザガラスアート制作(和泉シティプラザ開設20周年記念)

更新日:2024年03月18日

和泉のアートを海外に届けたい!和泉シティプラザ20周年をアートで彩ろう!(ガバメントクラウドファンディングプロジェクト)

和泉市久保惣記念美術館では和泉シティプラザ開設20周年を記念し、また、2025大阪・関西万博の開催も控えていることから、和泉シティプラザのガラス面に、美術館所蔵の葛飾北斎の浮世絵版画「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と「冨嶽三十六景 凱風快晴」のデザインをリメイクしたアートを制作しました。

デザインのテーマは2025大阪・関西万博の趣旨に沿ったグローバル・多様性です。

本アート制作は、令和4年度ガバメントクラウドファンディング(和泉のアートを海外に届けたい!和泉シティプラザ20周年をアートで彩ろう!)でいただいた寄附を活用しました。

<参考>

【結果】ガバメントクラウドファンディングについて(和泉市HP)

2025大阪・関西万博の機運醸成及び和泉市のPRのため、設置までの制作風景について記録した動画をYouTubeで発信しています。

 

 

 

 

1.【リメイク】冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏

人種や民族を差なく調和させるという意味を持つ虹色で船に乗る人たちを彩色した。目の前に迫る大きな波に一致団結して乗り越えようとしている。また、画の円は角度によって色が変化し「昼は太陽」、「夜は満月」、透明の突起物は、「昼は波しぶき」、「夜は星」を表現していて、夜間は日中と違った印象を与えてくれる。

【リメイク】冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏

 

【原画】冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏

【原画】神奈川沖浪裏

 

 

 

2.【リメイク】冨嶽三十六景 凱風快晴

壮大な富士の頂きをめざす人びとを虹色で彩色し、 NO COLORS NO BORDER 国境に色は無いと表したタイポグラフィで日本文化のシンボルになっている浮世絵を世界に発信するグラフィックへと表現したもので、力をあわせ険しい道のりに挑んでいる。また、和泉市在住で全国で活躍している書道家・永山玳潤氏の手による葛飾北斎の「HOKUSAI」が力強くダイナミックに表現され、作品に躍動感を与えている。

【リメイク】冨嶽三十六景 凱風快晴

 

 

【原画】冨嶽三十六景 凱風快晴

【原画】冨嶽三十六景 凱風快晴

 

この記事に関するお問い合わせ先

〒594-1156
和泉市内田町三丁目6番12号
和泉市久保惣記念美術館
http://www.ikm-art.jp/
電話:0725-54-0001
ファックス:0725-54-1885
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