認知症高齢者等おかえりネットワーク見守り声かけ訓練

更新日:2020年03月02日

地域で見守る認知症高齢者

平成29年12月3日日曜日の午前10時から光明台南小学校で、光明台南校区の市民が認知症高齢者等見守り声かけ訓練が行われました。

和泉市光明台南校区見守り声かけ訓練実行委員会が主催で行われた訓練では、参加者約150人が5つのグループに別れ、市民が演じる認知症役の人に、声をかける実践を行いました。

各教室での認知症高齢者の想定場面は5つで、

1.食事をもらえないと訴えるケース

2.物を盗られたと訴えているケース

3.お店のレジで支払いに困っているケース

4.道に迷っているケース

5.ごみ出しの日を間違えるケース

と想定して、参加者らは交代で真剣に対応を行っていました。

実践前の話を聞く参加者
物を盗られたと訴えているケース
食事をもらえないと訴えている高齢者の対応ケース
ごみ出しの日を間違え対応するケース

実施後のアンケートの中で、「難しかったけれど、体験できてよかった。」「これからは勇気をもって声かけをしようと思います。」「このようなしっかりした取り組みがあり、安心です。」などのご感想をいただきました。

このような取り組みが各校区で行われ、地域で認知症高齢者等を見守る力がついてくれば、「和泉市が認知症になっても安心して住み続けられるまち」となることでしょう。

認知症高齢者等見守り声かけ訓練とは

認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目的に、おおむね小学校区ごとの町会・自治会の主催によって実施いただいています。

平成26年度からはじまったもので、今までに、緑ヶ丘校区、信太校区、鶴山台南校区、南池田校区、光明台北校区で実施されています。

詳しくは、下記までお問い合わせください。

認知症かなと思われる人を見かけたら

認知症かなと思われる人が困っている様子を見かけたら

「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」に配慮しつつ、声をかけてみてください。

対応方法としては

「前方に回って話しかける」「目線の高さをあわせる」「余裕をもって対応する」「ゆっくりやさしい口調で話しかける」「相手の言葉にしっかり耳を傾ける」などです。

戻る場所がわからないなど、対応に困る時は、警察や地域包括支援センターまたは市役所高齢介護室までご連絡ください。

 

認知症高齢者の皆さんを地域で見守る社会の実現にご協力をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

〒594-8501
大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 福祉部 高齢介護室 高齢支援担当
電話: 0725-99-8132(直通)
ファックス:0725-40-3441
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