犯罪被害にあわないために

更新日:2020年03月02日

街頭犯罪被害防止対策

ひったくり被害防止対策

ひったくりの被害を防止するには、市民の皆様の自主防犯対策を欠かすことはできません。下記のようにほんのちょっと気をつけるだけで被害を防ぐことができるのです。

鞄を車道とは反対側の左手に持った女性の後ろ姿

カバンを車道と反対側に持つかたすき掛けにする。

鞄をたすき掛けした女性の後ろ姿
前かごにひったくりカバーを装着した自転車の写真

自転車の前カゴにひったくり防止カバーをつける。

たったこれだけのことでひったくりの被害を軽減、またはゼロにすることができます。平成21年中は、自転車の前カゴに正しくひったくり防止カバーをつけた場合の被害防止効果は100%でした。ひったくり防止カバーがないときには、前カゴの荷物の上に雑誌や上着を置くだけでも効果があります。
カバンのひもをハンドルにかけるのはやめましょう。カバンをひったくられた時に転倒し、大けがをするおそれがあります。

自転車の盗難被害防止対策

自転車を盗まれた人のうち、32%が「路上駐輪」をしていました。路上駐輪は通行の邪魔になったり交通事故の原因にもなります。自転車は定められた駐輪場に停めましょう。また、今年に入ってから発生した自転車盗被害のうち、約57%が「鍵をかけていたのに盗まれた」ことがわかっています。盗まれにくい「シリンダー錠」タイプの錠前をとりつけましょう。

自転車を盗まれにくいシリンダー式の馬蹄錠の写真

盗まれにくい「シリンダー式」の馬蹄錠

自転車を盗まれにくいシリンダー式錠前の鍵

シリンダー式錠前の鍵

自転車が盗まれやすいタイプの鍵の写真

このタイプの鍵を使う錠前は壊されて自転車を盗まれることが多い。

車上ねらい・部品ねらい被害防止対策

大阪では、駐車中の車の窓ガラスを割って車内のバッグや衣服等を盗んだり、取り付けてあるカーナビを盗む犯罪が多発しています。ドアロックをしていても安心できません。
車内に物が置いてあれば狙われます。

  • 車内に何もない状態、つまり「車内をからっぽ」にしましょう。
  • 帰宅したら自動車用のボディカバーをかけておくことも有効です。
  • カーナビ盗難防止ネジを取り付けましょう。大阪府下の各ディーラー、自動車用品販売店で購入・取り付けができます。
  • 自動車のナンバープレートが盗まれる被害も多発しています。「ナンバープレート盗難防止ネジ」を利用して被害を防ぎましょう。カー用品店やホームセンターで購入できます。(盗まれたナンバープレートはひったくりや強盗、覚せい剤密売などの犯罪に利用されています。)
自動車のナンバープレートの盗難防止用のネジ

ナンバープレート盗難防止ネジ

既存のネジをドライバー等で取り外し、台座を用いてネジを六角レンチ(4ミリ)で取り付けます。
レンチ用の穴に金具を詰め込むと普通の器具では取り外せません。

自動車の盗難被害防止対策

平成21年中、大阪では自動車盗難被害の約2割(543台)が、エンジンキーが付いたままの状態で被害にあっています。
「ちょっとだから・・」「近くにいるから」などと油断せず、駐車時には、確実にエンジンキーを抜き、ドアロックをしましょう。また、高級車だけが狙われているわけではありません。
あなたの愛車を盗難から守るために

  • イモビライザ(電子式移動ロック装置)装着車を選ぶ
  • 警報装置、ハンドル固定装置など防犯機器を活用する
  • 防犯カメラ、防犯灯など防犯設備の整った駐車場を選ぶ
  • 駐車時はエンジンキーを抜き、ドアロック、窓を完全に閉める

といった対策を確実に行うことが重要です。

振り込め詐欺にご注意

オレオレ詐欺

マスコミ報道でご存知の方も多いでしょう。電話を利用して息子や親族、警察官や弁護士を名をかたり、親族が起こしたという事件や事故の示談金の名目で預金口座に振り込ませるというものです。被害者は高齢の女性が多く、被害金額が大きいことが特徴です。もしこのような電話がかかってきた時は、あせらずに落ちついて相手の話を聞き、親族にしかわからない話をしてみましょう。にせものだったらそれだけでわかります。警察官や弁護士を名乗る相手にはいったん電話を切り、公的機関に問い合わせをするなりして真偽を確かめましょう。また振り込む前に必ず誰か相談しましょう。

警察官を騙った詐欺が発生しています。

(例)犯人が警察官を騙って電話をかけてきて「逮捕した犯人があなたの預金通帳を持っていた。」等と言って言葉巧みに暗証番号を聞き出し、キャッシュカードを騙し取ります。このような電話がかかってきたら

  • 警察や家族に相談する。
  • 暗証番号を絶対に言わない。
  • 警察官を名乗って訪ねてきてもキャッシュカードを渡さない。
  • 警察官や金融機関職員が電話で暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを預かりにくることはありません。

架空請求詐欺

不特定多数の人に「未払い料金を支払え」などという架空の請求をして、現金を預金口座に振り込ませてお金を騙し取る犯罪です。
最近は、インターネットや郵便を利用して架空請求をする例が多く、オレオレ詐欺とは対照的に被害者は20代、30代の比較的若い人が多いのが特徴です。
大阪での最近の手口は、「民事訴訟裁判の告知」と題したハガキや封書を無差別に送りつけたり、携帯電話のメールに「有料サイトの料金が延滞しているので延滞金を振り込んで下さい。」などと要求するものが多く見られます。

融資保証金詐欺

有利な条件で融資するなどという内容の書類を送付して勧誘し、融資を申し込んできた者に対し保証金などを名目に現金を預金口座に振り込ませるという手口の詐欺です。当然最初から融資する気などありません。被害者は30歳代から50歳代の人が多いのが特徴です。
借金の返済に困っている方が騙されて被害者になるというのが大半です。

還付金等詐欺

税務署や社会保険事務所などの公的機関の職員になりすまし、「医療費を払いすぎていますから返金します。」「税金を還付します。」などと言ってお金を騙し取るのです。被害者は高齢の女性が多く、携帯電話を通じて金融機関等のATMを操作させ、被害者が知らないうちに犯人側の口座に現金を振り込ませるという手口です。
大阪での最近の手口をみると、金融機関の無人のATMや、スーパーマーケット内に設置されたATMから現金を振り込ませています。
万が一本当に過払い金を返してくれる場合でもATMを捜査させて還付することなどありません。
「税務署だ」などとかたっても「携帯電話を持ってATMへ」などと言われたら間違いなく詐欺です。すぐに電話を切り、110番してください。

子どもを犯罪被害から守るために

親の目の届かない場所には、危険がいっぱい潜んでいます。
子どもたちにも防犯意識を身につけさせましょう。
可愛い子ども達が、被害に遭わないよう下記の事項についてご注意ください。

  1. 屋外で幼児などを一人遊びさせない。
  2. 幼児などの遊び場や、友達などをよく把握しておく。
  3. 通学は、グループ単位で集団登下校させるようにする。
  4. 家庭において子どもたちに「五つのお約束」を繰り返し話す。

よその子どもでも、お互いに気を付け合い地域ぐるみで子どもたちを守りましょう。

子どものための五つのお約束

  1. 一人で遊ばない
  2. 知らない人について行かない
  3. 連れて行かれそうになったら、大声で助けを呼ぶ
  4. 遊びに行くときは、誰とどこで遊ぶ、何時頃帰るかを家の人に言ってから出かける
  5. 5 お友達が連れて行かれそうになったら大人の人に言う

この記事に関するお問い合わせ先

〒594-8501
大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 危機管理部 危機管理課
電話: 0725-99-8104(直通)
ファックス:0725-41-1944
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