認知症高齢者等安全確保事業
GPS端末機(居場所を知らせる装置)の貸与と見守りグッズの配布
認知症等により行方不明になる不安を感じている人へ『GPS端末機(居場所を知らせる装置)の貸与』と『見守りグッズの配布』を行い、認知症高齢者等および家族等の安全・安心な在宅生活を支援します。
「道迷い」には理由がある!
認知症の人は何もわからなくなって道に迷うのではなく、建物の位置関係や方向感覚がわからなくなったり、過去の日課から「早く会社に行かなきゃ」「子供を駅に迎えに行かなきゃ」などの差し迫った用事をするためであったりなど、「本人が外出する理由」があります。
ただ、道迷い時は混乱や動揺で普段答えられることも答えられなくなったり、困っていても柔軟に考えを廻らせたり自分から人に聞いたり助けを求めることができないこともあります。時間が経つほど捜索は難しくなり命の危険も伴います。家族の介護負担や心労はとても大きく、家族だけでは限界があります。
日頃からの備え~安心・安全な外出をサポート~
GPS端末機(居場所を知らせる装置)の貸与
GPS端末機を携帯することで、インターネット検索や電話オペレーターにより位置情報を把握できます。
詳しくは、案内ちらしをご覧ください。
申請について、申請書と同意書に必要事項を記入のうえ、申請してください。郵送での申請も可能です。
申請書(GPS端末機の貸与) (PDFファイル: 114.2KB)
見守りグッズの配布
認知症の人が連絡先等を常に携帯できるように工夫したネームプレートとアイロンプリントネームを印字して渡します。よく着る服に貼ったり、日頃持ち歩く財布やバッグに入れたりポケットに入れる、首から提げて胸元にしまうなどさりげなくサポートできます。
案内ちらし(見守りグッズ) (Wordファイル: 1.1MB)
SOSおかえりネットワーク事前登録
認知症の人の情報を事前に登録(市高齢介護室・和泉警察署・和泉市消防本部・地域包括支援センターで情報共有)すると、外出し家に戻れないとき、行方不明になったときに、捜索の初動がスムーズに行われ早期発見につながります。
普段からのつながりを!
ご近所の方々やよく立ち寄りそうな場所、通い慣れた道沿いの馴染みの人などへ事情を話して「もしも、うちの人が一人で歩いていたり、いつもと違う時間帯に見かけたりなど、お気づきのときは連絡をください」とさりげない見守りやお声がけをお願いしてみましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
〒594-8501
大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 福祉部 高齢介護室 高齢支援担当
電話: 0725-99-8132(直通)
ファックス:0725-40-3441
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更新日:2023年04月20日