クラスA泡消火薬剤について

更新日:2022年06月16日

現場で使用するクラスA泡消火薬剤の特徴と安全性をご紹介させていただきます。

 

 

【クラスA泡消火薬剤について】

一般の住宅火災、木材・繊維・紙の他、プラスチック・タイヤ等の火災に効果を発揮する泡消火剤をクラスA泡消火剤と呼びます。

この薬剤は建築物・車両・樹木等への付着性や浸透性に優れているので、水と混ぜて使用することで消火効果をより高めます。

また、放水による水損防止や消火後の再燃防止に効果があります。

 

【特徴について】

和泉市消防本部で使用しているクラスA泡消火薬剤の主成分はシャンプーと似た成分となっており、海外でも幅広く使用されています。

また、成分は自然のバクテリアなどにより分解されるため、環境に対して悪影響を及ぼさないと言われています。

 

【安全性について】

この消火薬剤は人体や環境に対する安全性は現場活動で使用している海外主要国で実証・確認さており、動物実験においても十分なテストが行われ、安全だと確認されています。

 消火活動後の泡は時間経過によって消えますが、薬剤使用濃度・天候・地面の種類により差異が生じることがあります。

awasyouka