ESCO事業で市内の街路灯・公園灯を一括LED化~約1,200トン(年間)のCo2削減~
4月16日提供
和泉市は、大阪府内市町村で初めて、ESCO事業を活用して市内全域の街路灯と公園灯の合計2,984灯のLED化を完了した。
今回のLED化により、約1,200トン/年のCo2(森林面積約97ha甲子園球場約25個分に相当する杉の木約87,000本が年間に吸収する量)が削減できるほか、今後10年間で、約5億200万円の電気代の削減を見込んでいる。本事業ではその電気代削減額の範囲内で、灯具のLED化と令和6年度から10年間の維持管理を業務委託している。


- 「ESCO事業」とは
施設等の省エネルギー改修にかかる費用(工事費や維持管理費等)を、省エネルギー改修による光熱水費の削減分で賄う事業。事業の実施に際し、ESCO事業者は省エネルギー改修や、その後の維持管理業務を実施するとともに、光熱水費の削減額を保証し、その範囲内で自治体が工事費や維持管理費等の事業費を支出する。方式は次の2種類。
<シェアードセイビングス方式>
省エネルギー改修にかかる経費について、ESCO事業者が資金調達を行う方式。自治体は、初期投資なく省エネルギー改修が可能となるが、ESCOサービス期間内における光熱水費の削減分から一定割合を、初期投資分及び維持管理費として、ESCO事業者に支払うもの。
<ギャランティードセイビングス方式> ※今回採用方式
省エネルギー改修にかかる初期投資を自治体が行う方式。自治体は、初期投資として工事費等を負担するとともに、ESCOサービス期間中における維持管理費をESCO事業者に支払うもの。負担した初期投資及び維持管理費は、ESCOサービス期間中における光熱水費の削減分を回収原資とする。
お問い合わせ
和泉市都市デザイン部
土木維持管理室管理担当 電話0725-99-8146(直通)
都市整備室公園緑地担当 電話0725-99-8139(直通)
更新日:2024年07月01日