大規模災害に備えた防災協力協定(横須賀美術館・和泉市久保惣記念美術館)を締結

更新日:2025年03月12日

1月17日提供

大規模災害発生時、美術館収蔵品の保全のため横須賀美術館と和泉市久保惣記念美術館が防災協力協定を令和7年1月24日に締結します。

和泉市が運営する公立の美術館である和泉市久保惣記念美術館(和泉市内田町3-6-12)は国宝2件、重要文化財29件を含むおよそ13,000点の収蔵品を扱っているが、南海トラフ地震などの大規模災害発生時(収蔵庫の損壊や大規模停電による空調設備稼働停止による温湿度管理不可によるトラブルなどを想定)にこれらの収蔵品を安全に保管することが困難になることが懸念されていた。
こうした中で、令和5年7月27日・28日に全国市長会の全国基地協議会が和泉市で開催された際に横須賀市長(上地克明)が久保惣記念美術館を視察したことをきっかけに、同じく公立美術館である横須賀美術館と、関東と関西との遠隔地のメリットを生かした文化財レスキューなどをはじめとした防災協力協定の締結に向けて話を進めることになり、文化財防火デー(毎年1月26日、昭和24年1月26日の法隆寺金堂の壁画焼損を教訓として、昭和30年に文化財防火デーを文化庁が制定)の時期にあわせ1月24日に協定書締結式をオンラインで開催することになった。

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