職員名札に葛飾北斎・喜多川歌麿・東洲斎写楽を描く
3月25日提供
和泉市久保惣記念美術館(大阪府和泉市内田町三丁目6番12号)では、大阪・関西万博開催にあわせ、「'25 UKIYOE EXPO in IZUMI」と題し、日本の文化として海外でも人気のある浮世絵版画をテーマにした展覧会を令和7年度に1年間を通じて開催する。
このたび、「'25 UKIYOE EXPO in IZUMI」の市民・来訪者への周知や機運醸成を図るため、浮世絵版画をデザインしたオリジナルの名札を作成し、令和7年4月1日~令和8年3月31日の間、和泉市職員が名札を着用する。
浮世絵版画について
1867年の第2回パリ万国博覧会や1873年のウィーン万国博覧会は、東洋と西洋の交流における大きな転換点として歴史的に重要な出来事です。万博では、日本の工芸品、陶磁器、着物、屏風などが展示され、中でも特に西洋人の関心を引いたのが、葛飾北斎らの浮世絵作品で、その構図の妙や大胆な色彩が、多くの人々の心をとらえました。
和泉市久保惣記念美術館の収蔵品はおおよそ13,000点あり、そのうち約6,000点が浮世絵版画です。
名札は美術館職員が美術館所蔵の葛飾北斎の浮世絵版画「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に通天閣とエッフェル塔がコラボしたインパクトのあるデザインに仕上げた。
浮世絵師として海外でも広く知られている葛飾北斎の他、喜多川歌麿「高島おひさ」や東洲斎写楽「伊達の与作」画像を活用したデザインなども制作し、市民や来訪者にも浮世絵版画を通じた機運醸成を行う。
担当学芸員(後藤健一郎)コメント
「25‘UKIYOE EXPO in IZUMI」と題して浮世絵版画をテーマにした年5回の展覧会を予定しており、美術館として初の試みである市役所全体でPR活動を展開していきます。皆さまのご来館をお待ちしております。」

この記事に関するお問い合わせ先
和泉市内田町三丁目6番12号
和泉市久保惣記念美術館
http://www.ikm-art.jp/
電話:0725-54-0001
ファックス:0725-54-1885
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更新日:2025年04月28日