和泉市をカーボンニュートラルのまちへ

更新日:2025年07月10日

「カーボンニュートラル」って何?

「カーボンニュートラル」とは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、植林や森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。
このページでは、「ゼロカーボン」や「脱炭素」などの用語をカーボンニュートラルと同義としています。

和泉市のチャレンジ

2020年10月、国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しました。和泉市でも将来にわたり、持続可能な循環型社会が形成されるよう、国や大阪府と連携しながら、2050年を目処に市内の二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」への挑戦を表明しています。

どうしたら二酸化炭素を減らせるの?

「脱炭素」は「私たちの暮らし」と大きな関係があります。なんと、日本の二酸化炭素排出量の約6割は、私たちが普段の生活の中で消費する製品・サービスのライフサイクル(製造、流通、使用、廃棄等の各段階)において生ずる温室効果ガスが原因となっているのです。

裏を返せば、私たちが、毎日の生活のなかで環境負荷が少なくなるような選択をすることで、二酸化炭素排出量の削減に大きく貢献することができます。

消費ベースでの日本のライフサイクル温室効果ガス排出量

わたしたちにできること

ひとりひとりの小さな取り組みが、やがて大きな二酸化炭素排出量の削減に繋がります。下記に、わたしたちにできる取り組みの例をご紹介します。

  • 太陽光発電設備、蓄電池、コージェネレーションシステム(エネファーム)、高効率給湯器などを導入する
  • 省エネ家電を導入する
  • 再エネ100%電力へ切替える
  • 体調面に留意しながら、冷房・暖房の設定温度を普段より夏季は高く又は冬季は低く設定し、普段より使用時間を短くする
  • 節水を行う
  • 宅配サービスをできるだけ1回で受け取る(宅配ボックスの設置活用等)
  • 通学・通勤時等にできるだけ徒歩やガソリン自動車の代替手段としての自転車や電動アシスト自転車等を活用
  • 通勤時等にエコドライブを実践

取り組みの効果(二酸化炭素の削減量の例)

各取組による二酸化炭素削減効果

詳しくは下記リンクより、環境省ホームページ「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」をご確認ください。

(参考引用)自家用乗用車から電動アシスト自転車等への転換による二酸化炭素削減効果

交通手段別の二酸化炭素排出量原単位
交通機関

二酸化炭素排出量原単位(g-CO2/人km)

自家用乗用車 132
航空機 124
バス 90
鉄道 25
電動キックボード 8
電動アシスト自転車 5
自転車 0
徒歩 0

(参考)出典元 「(国土交通省北海道開発局ホームページ)北海道観光における移動分野のサステナブルツーリズム検討調査」

「脱炭素」を学ぶには

脱炭素を学べる各種教材が公開されています。

脱炭素教材について(環境省作成)

再エネ100% 電力を使ってみませんか?

再エネ100%電力とは、太陽光や水力、風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーに由来する電力で、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量が実質ゼロの環境に配慮した電力です。
ご家庭や事業所で使用する電力は、自由に選ぶことができます。
お使いの電力メニューを再エネ100%電力のメニューに切り替えるだけで脱炭素に貢献することができます。
この機会にぜひ、再エネ100%電力の使用を検討してみてはいかがでしょうか。

再生可能エネルギー由来の電気プランへの切り替えで二酸化炭素排出が実質ゼロの電気を使えます

IZUMIゼロカーボン宣言

和泉市では、脱炭素化に向けて、前述の「わたしたちにできること」に記載の取り組みや、ゼロカーボン実現に向けた取り組みへ積極的に挑戦していただける方を対象に、自主的な宣言をいただく「IZUMIゼロカーボン宣言」を募集しています。

宣言方法

下記リンクより電子申請いただくか、登録申請書(HPからダウンロードもしくは市環境政策室窓口にて配布)に必要事項を記入のうえ、郵送又は窓口にてご提出ください。
みなさまの応募をお待ちしております。

イズミゼロカーボン宣言

各種補助事業について

下記に、募集中の補助事業を掲載しています。(随時更新いたします)

和泉市再エネ・省エネ機器設置促進事業補助金

本市における脱炭素化を推進することを目的として、太陽光発電設備や蓄電池、エネファーム、高効率給湯器を新たに設置される方に対し、購入費等の一部を補助します。

  • 申請期限 令和8年2月2日(月曜日)まで

IZUMI再エネ100電力切替奨励金

温室効果ガスの排出量の削減を図り、脱炭素社会構築に寄与することを目的に、再生可能エネルギー100%由来の電力に切り替えた者に対し、予算の範囲内で奨励金を支給します。

  • 申請期限 令和8年3月13日(金曜日)まで

和泉市雨水貯留タンク購入費補助金交付事業

雨水の貯留による有効利用を促進し、もって和泉市内の雨水浸水防除機能の向上と温室効果ガスの削減を図ることを目的に、雨水貯留タンクを設置する方に対して購入費の一部を補助します。

  • 申請期限 令和8年1月30日(金曜日)まで

この記事に関するお問い合わせ先

〒594-8501
大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 環境産業部 環境政策室 環境保全担当
電話: 0725-99-8121(直通)
ファックス:0725-41-0246
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