蚊の発生予防対策について
夏場になると蚊が発生します。
蚊は刺すだけでなく、感染症を媒介する場合もあります。
蚊が媒介する感染症のまん延を未然に防止するためには、普段から地域全体で蚊の発生抑制に取組むことが大切です。
刺されない対策をとるだけでなく、発生源をなくすことにより、より快適な生活を過ごしましょう。
蚊の生態
卵は水たまりなどに産み付けられ、10から14日間ほどで成虫になります。成虫の寿命は1ヵ月ほどで、雌のみがその間に吸血と産卵を3~4回繰り返します。
蚊の防除対策
蚊の防除は、水中に生息する幼虫(ボウフラ)を退治することが最も効果的です。
なお、幼虫を成虫へ成長させることを抑制するための薬剤を町会・自治会等へ配布しております。詳しくは下記「薬剤の交付について」をご覧ください。
また、成虫が家に入って来ないようにすることも大切です。
薬剤の交付について
市では、蚊の成長制御剤(幼虫から成虫にしない薬)について、薬剤交付申込書をご提出くださいますと無料で交付しています。ただし、個人・事業所の方にはお渡ししておりませんのでご了承ください。
この薬剤は、町会・自治会等による地域清掃の際、公共の水路・側溝の清掃後に、投入していただくものです。
なお、池や井戸、地下水などを汚染する恐れや水棲生物などに被害を及ぼす恐れのある場所では使用しないでください。
また、子供やペットなどが誤って飲み込まないよう、薬剤の保管・取扱いには十分にご注意ください。
薬剤交付申込書について
以下のファイルをダウンロードして印刷してご利用いただくか、直接、和泉市役所2階にあります、生活環境課の窓口までご来庁いただき記入していただく方法があります。
なお、記入例もありますので、併せてご利用ください。
幼虫(ボウフラ)対策
1.不要な水たまりを無くす
屋外に放置された容器や空き缶、空き瓶などを撤去しましょう。不要な水たまりを減らすことで、蚊の増殖を防ぐことができます。
2.除去できない水たまりは、こまめな清掃、水の交換等を行い、必要に応じ薬剤を使用する
植木鉢の受け皿や散水用の汲み置き水などはこまめに水を入れ換えましょう。
金魚やメダカを飼うと、ボウフラを食べるので有効な対策です。雨どいや排水溝は落ち葉などが詰まらないように清掃しましょう。
成虫対策
1.蚊の侵入を防ぐ
ドアや窓を開けっぱなしにせず、窓などに網戸を設置しましょう。
2.蚊の潜み場所を無くす
草むらやヤブは、蚊の潜み場所になりますので、定期的に雑草を刈り取り、風通しを良くしましょう。
刺されないために
蚊の多い場所に行く時は、肌を露出しない服装を心掛け、裸足でのサンダル履きは避けましょう。
蚊取り線香や電気蚊取り器、殺虫スプレー、虫よけスプレーを使う場合には、使用上の注意をよく読んでからお使いください。
更新日:2022年05月23日