オンラインゲームでの高額課金の相談が急増中
事例
クレジットカード会社からの請求が高額だったので調べると、未成年の子どもがタブレットを使い、オンラインゲームで課金していたことがわかった。タブレットに保存されていた保護者のクレジットカード番号等の情報を使って決済したようだ。保護者は承諾していないので、未成年者取消しを求めたい。
アドバイス
この事例の他に未成年の子どもによる、保護者のスマホ利用での保護者のクレジットカードで決済をしたという相談も寄せられています。オンラインゲームの利用にあたっては、プラットフォーム事業者やゲーム提供会社が定めた規約に則ることが原則となりますので、オンラインゲームを利用する際に、必ず規約の確認をして、あらかじめアイテムを購入するときのルールを決めておくようにしましょう。
保護者の承諾なく行われた課金について、未成年者契約取消しが可能な場合もあります。ただし、保護者のアカウントで子どもが課金した場合は、保護者が承諾したものと判断されて取消しに応じられないケースもあります。子どもが成人であると偽って課金したと判断される場合も取消しに応じられないことがあり、未成年者取消しが必ずしも認められるとは限りません。認められた場合でも調査・返金に多くの時間を要したり、今後のゲーム利用が制限されたりすることもあります。
クレジットカードが利用できるのはその名義人だけです。家庭内でも、クレジットカード本体はもちろん、カード番号、パスワードなども適切に管理をし、請求明細の確認をするようにしましょう。
子どもの使用するスマートフォンのキャリア決済限度額を最小限に設定するようにしましょう。
保護者は子どもが利用できるゲームの種類、利用時間、課金できる金額などをあらかじめ設定しておき、実際の利用状況も確認するというペアレンタルコントロール機能を利用しましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2024年06月27日