都市再生整備計画事業（JR和泉府中駅周辺地区(2期)）

都市再生整備計画事業（旧まちづくり交付金事業）は、地域の歴史・文化・自然環境等の特性を活かした個性あふれるまちづくりを実施し、都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的としています。

事業実施前の計画段階で目標となる数値指標を設定し（詳細は下記「JR和泉府中駅周辺地区（2期）都市再生整備計画」参照）、事業最終年度に事後評価を行い達成状況等の確認をすることになっています。この計画に基づいて実施される事業については、国から事業費の一部が「社会資本整備総合交付金」として交付されます。

JR和泉府中駅周辺地区は、大阪都心部まで約25キロメートル、また関西国際空港まで約20キロメートルという利便性に恵まれた地域であり、これまで本市の中心市街地として、市域における商業・業務機能の中心的な役割を果たしてきました。本計画の1期事業(平成20年度～平成24年度)において、施設建築物（フチュール和泉）や区画道路等の都市基盤整備が一定完了し、駅周辺地区は、以前に比べると利便性や快適性が向上しましたが、まち全体の回遊性が十分でなく活性化が求められています。このことから、2期事業計画において、都市基盤施設となる道路の築造・改築することで交通安全性及び快適性を向上させ、さらに、観光情報機能等の施設の整備することで、地域の文化、交流活動を促進し、商業・業務機能の活性化と安全で利便性に富んだ生活空間の形成を図ります。

事業実施後の事後評価は、実施した事業を客観的に検証し、今後のまちづくりのあり方を検討すること及び事業の成果を市民にわかりやすく説明することを目的としており、当該事業では平成30年度に事後評価を実施しました。事後評価の実施にあたっては、評価の透明性、客観性、公正さを確保するため、学識経験者等で構成される和泉市都市再生整備計画事業評価委員会において審議を行い評価結果をまとめました。