二酸化炭素消火設備の事故に注意してください。

更新日:2022年12月20日

令和2年12月22日愛知県名古屋市、令和3年1月23日東京都港区、令和3年4月15日東京都新宿区において、駐車場に設置された二酸化炭素を消火剤とする不活性ガス消火設備が点検又は保守作業中に誤放出され死傷者を出す事故が発生しました。

事故の再発を防止するため、二酸化炭素消火設備が設置された部分やその付近で工事やメンテナンス等を行う場合には、以下の事項に注意してください。

 

1.二酸化炭素消火設備を熟知した消防設備点検資格者が立ち会って監督することにより、必要な安全対策の管理がなされる体制を確保してください。

2.保守点検等の作業を開始する際は、その都度、当該工事等の従事者に対し、自動手動切替えスイッチを「手動」にするとともに、ボンベ庫内の閉止弁を「閉」にする等の措置を講じた上でなければ当該工事等を開始しないなど、必要な安全対策の内容について説明し、当該安全対策の確実な履行を徹底してください。

3.事前に建物関係者や作業員と二酸化炭素の人体に対する危険性、設備の適正な取扱方法、作動の際の対応方法、避難方法などを共有してください。

4.二酸化炭素消火設備が作動した場合は、ただちに防護区画の外へ退避してください。

5.二酸化炭素放出後は、すぐに119番通報をして、むやみに近づかないようにしてください。

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