食品ロスを減らそう!のススメ

更新日:2020年03月02日

日本では、食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」が年間632万トン(農林水産省及び環境省「平成25年度推計」より)あると試算され、このうち、一般家庭から出される食品ロスは約半分の302万トンあると言われております。
食品ロス(632万トン)から日本人一人当たりの食品ロス量を試算すると、「お茶碗約1杯分(約136グラム)の食べ物」が毎日捨てられている計算となります。
大切な食べ物を無駄なく消費し、食品ロスを減らして環境面だけでなく家計面でもプラスになるような工夫をしましょう。

食品ロスを減らす工夫

1.食材を「買いすぎず」「使い切る」「食べ切る」

値段が安いからといって食材を買いすぎたり、在庫があるのを忘れて同じ食材を買ってしまい、使い切れずに捨ててしまうことはないですか?
そのような無駄を防ぐため、買い物前に冷蔵庫内などの在庫をチェックし、必要なものだけを買うようにしましょう。在庫のチェックの方法としては、メモ書きや携帯・スマートフォンで撮影することが有効です。

2.残った食材は別の料理に活用する

食べ残しなどを減らすため、料理は食べられる量だけつくるようにしましょう。食べ切れずに残った場合は、冷蔵庫に保存し、早めに食べましょう。
消費者庁のホームページで「食材を無駄にしないレシピ」を紹介していますので、下記のリンクを参考にしてください。

料理レシピサイト「クックパッド」に「食材を無駄にしないレシピ」の掲載を始めました(消費者庁ホームページ)

3.「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解する

食品の期限表示には、「賞味期限」と「消費期限」の2種類があります。
「賞味期限」とは「おいしく食べることのできる期限」です。賞味期限を過ぎたものは、自分で食べられるか判断することも大切です。
「消費期限」とは、「食べても安全な期限」です。消費期限を過ぎたものは食べないほうが安全です。
定期的に冷蔵庫や収納庫を整理する日を決めて、期限を確認し、食材を上手に食べ切る工夫も必要です。

食品ロス削減パンフレット(基礎編) (PDF:1.6MB)

食品ロス削減パンフレット(応用編) (PDF:1.2MB)

生ごみを減らす工夫

食品ロスを減らすだけでなく、家庭から出る生ごみを減らす方法として、生ごみに含まれる水分を減らすために水切りの徹底、水気を乾かす、最初から濡らさない工夫、生ごみ処理機を活用した生ごみの減量も環境に配慮した暮らしの一助となります。
また、和泉市では、生ごみ処理機の購入費補助を行っております。
詳しくは、下記のリンクをご参照ください。

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和泉市 環境産業部 環境政策室 生活環境担当
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