令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について

令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果

1.調査の目的

子どもの体力が低下している状況にかんがみ、国が全国的な子どもの体力の状況を把握・分析することにより、子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
各教育委員会、各国公私立学校が全国的な状況との関係において自らの子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を把握し、その改善を図るとともに、そのような取組を通じて、子どもの体力の向上に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
各国公私立学校が児童生徒の体力や運動習慣、生活習慣、食習慣等を把握し、学校における体育・健康に関する指導などの改善に役立てる。

（スポーツ庁調査の概要より）

2.調査の対象

国立・公立・私立学校の以下の学年の原則として全児童生徒を対象。

ア小学校調査
小学校第5学年、特別支援学校小学部第5学年、義務教育学校前期課程第5学年の児童
イ中学校調査
中学校第2学年、特別支援学校中学部第2学年、義務教育学校後期課程第2学年の生徒

3.調査事項

（1）児童生徒に対する調査

実技に関する調査

（ア）小学校調査
〔8種目〕握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅とび、ソフトボール投げ
（イ）中学校調査
〔8種目〕握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走（男子1500メートル、女子1000メートル）、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅とび、ハンドボール投げ
中学校は持久走か20メートルシャトルランのどちらかを選択して実施

質問紙調査

運動習慣、生活習慣等に関する質問紙調査

（2）学校に対する質問紙調査

子どもの体力の向上に係る取組等に関する質問紙調査

（3）教育委員会に対する質問紙調査

子どもの体力の向上に係る施策等に関する質問紙調査

4.結果の公表について

小学校5年生、中学校2年生を対象に悉皆で実施されました令和4年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査について、結果概要をお知らせいたします。

調査により測定できるのは体力・運動能力、運動習慣等の特定の一部分ですが、今後の市の教育施策の充実や学校等における取組みに対して必要な支援等を行うなど、子どもたちの体力と健康に関する取組みの改善のために役立てていきたいと考えています。

また、子どもたちの「健やかな体」を育むためには、学校だけでなく家庭や地域のご協力が必要です。今回の結果をご覧いただき、子どもたちの学力だけでなく体力面の状況を理解していただくとともに、学校教育活動にも積極的なご支援をいただくため、全国ならびに大阪府の状況とともに、本市の状況について公表することとしましたので、ご理解いただきますようお願いいたします。

令和5年3月和泉市教育委員会